楽しさや面白さは、自分で作り上げるものである。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、設立が平成15年8月 (2004年) ですからもう15年も続いています。

 

設立から6年間位は、数十人の会員が5つのグループに分かれて分科会を構成し、それぞれ目標を持って活動していました。

5つの内、環境教育分科会は、4つの分科会から委員を輩出する共通分科会でした。

 

5つの分科会は、月一回定例会を開催し、各分科会の活動報告や、共通イベントの企画について話合っていました。

 

それがいつの間にか、対立する状態に陥り、10年位前に3つの分科会が全員退会するという分裂状態に至りました。

 

退会した人たちは、自分たちが辞めればこの会は潰れるという思いだったでしょう。

 

しかし、潰されてたまるか、という思いから、残された会員を5つの分科会に再配置し、会の理念や目的はそのまま継承して、会を存属させた会員が数人いました。

 

この15年間、本当に頑張ってきました。

 

しまだ環境ひろばでは、市内東光寺の、「園田農園」 さんの協力で、「手づくり味噌の体験会」 を市民を数十人集めて毎年開催しているのですが、園田さんご夫妻から、

島田市にはたくさんの団体があるが、しまだ環境ひろばのように、ここまで長続きしているのは珍しい。とのお褒めの言葉を頂いています。

 

市民団体が、会の理念や目的を変えずに長続きするのは大変難しい。

 

5年も経つと、いろいろな意見や不満が出て来る。

 

その不満も、会の先頭に立つ人ではなく、余り活動に参加しない人から出易い。

 

余程、会長がしっかりしないと、不満分子のレベルに会の行く末やあり方を合せることになる。

 

多くの市民団体がこうしたやり方で消えていく。

 

創り育てるのは大変だが、潰すのは簡単である。

 

活動の楽しさや面白さは、会や他の人から与えられるものではありません。

 

自らが創り出すものです。 不満を言う人はその理由を直ぐ他の人のせいにする。

 

しっかり説得し、そう感じたら勇気を出して、「別れよう」 というべきではないか。

 

楽しさや、面白さは、何かに打ち込んで達成した時に味合うことができるものである。

 

挑戦しない人には、楽しさも、面白さも、達成感もない。

 

高い山登りに挑戦して頂上にたどり着いた時のあの達成感と、頂上に立った人だけが味合える、「見事な眺望」 がそれである。

 

しまだ環境ひろばの周りに5年目を迎えて、5年目の危機を迎えている団体がある。

 

果たしてこの団体は、どうなるのかな、