ボランティアの市民農園の維持管理

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、現在4つの市民農園を維持管理しています。

 

 ■ 御仮屋市民農園: 約600坪(2,000㎡) 41区画の菜園あり。

 ■ 中溝町コミュニティ農園: 約80坪 (約260㎡) 20区画の菜園あり。

   元々は、約1100㎡あり、菜の花や大豆栽培を会員が協力して維持してきました。

 ■ 伊太八幡様西竹林: 竹林を皆伐し、果樹園に樹種転換

 ■ 伊太観音様奥梅林: 放置梅林を、管理された梅林や果樹園に再生

 

高齢化や後継難で、だんだん維持管理が大変になってきましたが、責任者・担当者を張り付けて、出来る範囲の管理を行っています。

 

中溝町コミュニティ農園は、今年4月、地主さんより駐車場にするので立ち退きの指示があり、これまで菜の花栽培(菜種油の搾油)や 大豆栽培(手づくり味噌づくり)を行って来ましたが、良い潮時なので栽培を打切り返還しました。

 

駐車場の西側に、約80坪の畑が残ったので、地主さんの許可をもらって引き続き市民3名で農園を運営しています。

 

今週は、中溝町コミュニティ農園の耕運・施肥・種まきに精を出しました。

 

島田市は、御多分に漏れず耕作放棄地が至る所にありますが、その相当量を企業や団体を退職した市民もしくはボランティア団体が、口約束や簡単な契約を持って、耕作放棄地の管理を請け負っているケースが大変多い。

 

荒れた耕作放棄地が目立たないのは、そのためで彼らは実に小まめに、きれいに土地を維持管理しています。

 

中溝町コミュニティ農園もそれに類する農園です。

 

小さくなりましたが、3人の市民がいつもきれいに維持管理しています。

 

陰ながら応援している、「相賀の里を良くする会」も、耕作放棄地の再生による利活用を目的に立ち上がった団体ですが、手作業による農作業は楽ではありません。

 

自動化するかどうかで岐路にありますが、資金がかかる事でもあり結論が出ません。

 

誰かがその決断をし、賛同する会員が出て来るかどうか、極めて重要な岐路に立っています。

 

どんな会も、4~5年目に大きな高い山が訪れるようです。

 

「相賀の里を良くする会」 は、どういう結論を出すのかな。

 

しまだ環境ひろばの4つの農園は、出来る範囲の維持管理をすることを決めています。