再エネは、もてる地域がリードしなければ進まない。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

連日、猛暑が続いています。

 

テレビも新聞も、世界の混迷ニュース (政治・経済・防衛などなど) に加えて、猛暑の2大ニュースで溢れています。

 

日本は、昨年に続いて酷暑に見舞われて、何万人もが救急搬送され死者も出ています。

 

今世紀末の世界の平均気温は、産業革命前に比べて3~3.5度高くなると予想されています。

 

パリ協定は、地球の気温上昇を1.5度以下に抑える努力目標を掲げていますが、これすら世界の足並みが揃わず、とても追いつきません。

 

世界の二酸化炭素(CO₂)排出量は増え続けています。

 

主にアジアの石炭の使用が再び増えているのが主因です。

 

日本は、東日本大震災によって全ての原発を休止、そのために石炭火力の復活・新規建設を余儀なくされ、世界から強い風を受けています。

 

再生可能エネルギーの創出と、高性能の蓄電池の開発は至上命題で、世界も日本も大きく脱炭素化に向けて走り出しました。

 

日本は、再生可能エネルギー (自然エネルギー) の宝庫であり、持てる国がリードしなければ事は進まない。

 

静岡県島田市も、再生可能エネルギー (太陽光・風力・地熱・水力・バイオ) は豊富であり、特に水力は他に勝る財産である。

 

しかし一時盛り上がった小水力発電の創出気運はすっかり萎んでいます。

 

誰かが邪魔をしています。

 

水力発電で使った水は必ず戻るのに、難しい法律を作って邪魔をしています。

 

この規制さえなければ、もっと発電機も制御機器も良いものが開発されるのに。

 

静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」はどうなってしまったんだろうか。

 

是非共、総括をして再開してもらいたいものだ。