高齢男性を地域社会に引っ張り出す工夫は

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(1月12日 日)は、大先輩のKさん夫妻と、東京旅行にご一緒させて頂いた新幹線の中で、もうすぐ80歳になるので、仕事から解放してもらい、引きこもりがちな高齢の男性を地域社会に引っ張り出すことに努力したいと、その覚悟の程をお聞きしました。

 

筆者も、自治会3役入りをして、敬老会の開催や健康クラブの高齢者体操教室を見るにつけ、男性出席者の少なさが大変気になっていたので、すっかり話が盛り上がりました。

 

なぜ男性高齢者は、地域社会の行事に参加しないのでしょうか?

 

動物の世界でも、雌は家族といつも一緒、雄は群れずに単独行動が多い。

 

よみうりランド慶友病院の大塚宣夫医師によると、男は、「名詞と会議があればしょぼくれない」という。

 

病院では、誕生会や俳句会など、いろいろな集まりを催しますが、男性はプライドがあるのかほとんど参加されないという。

 

そんな引きこもりがちな男性を引っ張り出し、しょぼくれないようにする方法があるという。

 

それは会議の体裁を整えてそこに参加を要請するというもの。

 

確かに、嘗て市長が集めた、島田市ゆめ・未来百人会議」に応募してきた市民は、男性が圧倒的に多い。

 

筆者が努めて出席をしている、原則月一回良い話を聞こうという、「生活情報交換会(静岡)」も、男性が60%と多い。

 

筆者も、地域社会に男性を引っ張り出すことには大賛成である。

 

今、地域社会には問題が山積みしています。

 

行政にも、自治会にも課題や問題がいっぱいあります。

 

その課題を整理し、男性には、課題解決をやってもらったらどうだろうか。

 

そういう形で地域社会に貢献することによって、各種の行事にも参加するようになると思われます。

 

先ずは最初のきっかけ作りが大事だ。

 

前述のKさんに協力して、男性の地域社会参加と貢献を打ち出したい。

 

Kさんの発動が楽しみだ。