今年も無事、梅の収穫を終了しました。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月30日 土)は、島田市伊太・しまだ環境ひろば梅園にて、環境塾「梅の収穫を通じて自然について考えよう」を開催しました。

 

例年は、6月第一週の土曜日に開催してきましたが、今年は梅の花が早く咲き、実のつき方も早かったので、一週間繰り上げて実施しました。

 

今年の島田市伊太の梅は、天候異変か、裏年なのか定かではありませんが、生育が悪いようです。

 

そんな中ですが、しまだ環境ひろば梅園の梅は、平年並みの出来です。

 

今日は、既に熟れて落下した梅も相当量に達しました。

 

集まったのは、一般市民 5名、しまだ環境ひろば会員5名 計10名でしたが、コロナの3密を避けて、注文のみの市民も15名以上になりました。

 

しまだ環境ひろばでは、4ヶ所の市民農園(御仮屋市民農園中溝町コミュニティ農園・伊太八幡宮西果樹園・伊太観音様奥梅園)を、それぞれ主担当を配置して維持管理していますが、ここ伊太観音様奥梅園は、会員のSさんが丹精込めて養生して今日を迎えています。

 

伊太観音様奥の梅園は、地元農家のIさんが、高齢となり管理が難しくなったので、10年前からしまだ環境ひろばに管理を委託され、今日に至っています。

 

管理を始めた年は、梅の木の周りには矢竹が密集して、とても梅林と言える状態ではありませんでしたが、会員総出で矢竹や雑草を皆伐し、梅の木を剪定して翌年から漸く梅の収穫ができるようになりました。

 

そのような歴史を振り返りながら、人間の手が入らないと里山は荒れていくことを今日参加の市民に話しながら梅狩りを楽しみました。

 

今日収穫をした梅は、市価の半値で参加者や会員に配分しました。

 

売上金は、しまだ環境ひろばのボランティア活動の資金(燃料費・肥料代・事務費など)に使わさせてもらっています。

 

今年度の梅狩りは、事故もなく、市民に楽しんでもらいながら無事終了しました。

 

感謝! ありがとう。