NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(7月23日 木)の日経新聞朝刊 23頁 経済欄 やさしい経済で「地域活性化の新たな潮流」と題して、関東学院大学准教授 牧瀬 稔さんの連載が始まりました。
今日第一回目は、「地域活性化」と聞けば、10人いれば10通りの姿がある。
非常に使い勝手がよく、多様な機会で「地域活性化」という言葉は活用され、世の中にあふれている。
これだけ活性化していたら、日本は躍動感の真っただ中にいるはずですが、現実はそうなっていない。
筆者は、「地域活性化」は魔法の言葉だと表現しています。
地域活性化は、「手段」であり、「目的」ではないのですが、今や目的化しているという。
多くのNPOが、地域を活性化して、「賑わいのまちづくり」を目指しています。
しまだ環境ひろばも、島田市という地域から環境問題の改善を図ることによって活性化し、究極的には地球環境の改善を目指しています。
支援をしている、「相賀の里の会」も、迫りくる過疎化に歯止めをかけるべく、「杏子の郷づくり」事業を中核に据えて、地域活性化を図り、「賑わいのまちづくり」を目指しています。
しかし、これで地域が確実に活性化したかと言えば、まだ自信がありません。
地域活性化は、地にしっかりと足が付いた確実な実行のある所に根付くもので、軌道に乗るまでに、幾多の挫折に遭遇します。
邪魔も入ります。
地域活性化は、そんなに容易いものではありません。
今回の連載で、新しい潮流を紹介いただくことになっていますので、明日からの記事が楽しみです。