しまだ環境ひろば設立、丸17年に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今年もお盆(8月)がやってきました。

 

しまだ環境ひろばの設立は、平成15年(2003年)8月ですから今年は丸17年目、18回目のお盆です。

 

 ■ 島田市の「環境基本条例」が制定されたのが平成13年3月

 ■ 条例に基づいて平成13年4月、「島田市環境100人会議」が結成

 ■ 平成15年3月、「第一次 島田市環境基本計画」を発令

 ■ 平成15年8月、「しまだ環境ひろば」設立

 

第一次島田市環境基本計画に書いた、市民の取組みを市民の先頭に立って活動しようと、改めて設立されたのが、しまだ環境ひろばです。

 

第一次島田市環境基本計画は、5つの環境部分野に分けてそれぞれ基本目標(望ましい環境像)を決めていました。

 

従って、しまだ環境ひろばも、5つの分野にそれぞれ分科会を置いて、それぞれの望ましい環境像の実現に向けて分科会が切磋琢磨して数年は良く頑張りました。

 

 <5つの環境分野に5つの分科会を配備して発足>

 

 ■ 水とみどり分野: 水とみどり分科会

 ■ ごみ分野: ごみ分科会

 ■ エネルギー・まちと交通分野: エこま分科会

 ■ 食生活分野: 食生活分科会

 ■ 環境教育・情報・連携分野: 環境教育分科会

 

しかし、多くの団体が大体5年目に遭遇することが多い路線問題が起こり、権力闘争に発展し、平成20年に、「エこま分科会」と「ごみ分科会」の全員が退会、平成21年には「食生活分科会」の殆どの会員が退会し、残留した会員に新規入会した会員を5つの分科会に再編成して、平成21年4月に会員数31名で再スタートを切りました。

 

設立以来成果を残して来た活動は以下の通りで、☆印は現在も継続している活動です。

 

 ■ 水とみどり分野: 

   ◆ 竹林再生活動(伊太地区八幡宮西果樹園・伊太観音様奥梅林)

   ◆ 市民農園の維持管理活動(御仮屋市民農園 41区画・中溝町コミュニティ農園 20区画)

   ◆ 水環境調査活動(身近な水環境全国一斉調査参加:相賀地区 相賀谷川5ヶ所)

 ■ ごみ分野:

   ◆ レジ袋の有料化活動・マイバック持参運動(市内8店舗食品スーパー実施)

   ◆ 生ごみの堆肥化活動(堆肥化研修会腐葉土式・さんさんBOX式の普及活動)

 ■ エこま分野:

   ◆ 島田市くらし・消費・環境展(実行委員長委嘱設立以来連続出展)

   ◆ 小水力発電の創出活動(県の協議会会員・島田市水力発電推進合同検討会会員)

 ■ 環境教育・情報・連携分野

   ◆ 市民環境塾開催活動(島田市市民環境塾の企画開催・しまだ環境ひろば塾年10回開催)

   ◆ 島田市環境基本計画策定参加活動(第一次〈環境100人会議〉・第二次〈環境25人会議〉)

   ◆ 島田市エコ活動(9つの活動を登録し活動中)

   ◆ 島田市環境基本計画PDCA参画(島田市主催意見交換会連続参加)

   ◆ 公共施設 掲示板維持管理活動(歩歩路掲示板・広報しまだ記事掲載)

   ◆ しまだ環境ひろばホームページ維持管理活動(3200回投稿中)

 

以上、これまでの17年間の活動や、現在も活動中の取組みを振り返って見ました。

 

印は、現在も残っている会員で活動中ですが、やり切ったという実感はありません。

 

市民活動(ボランティア)はどこまで行っても終わりはなく、エンドレスです。

 

心残りというよりも、現在提案中ですが、市民団体と自治会と行政がもっと心を合せて連携・協働ができるのではないか、それだけがこれからも望みです。

 

小さな活動が成果に結びつかなければ、余りにも勿体ない。