森づくり大作戦「里山の再生活動」開催

NPO法人 しまだ環境ひろば 「森づくり 担当」 と 「事務局」 です。


今日 (11月20日 日 AM) は、森づくり大作戦 「里山の再生活動に参加しよう」 開催しました。


 ■ 主催: NPO法人 しまだ環境ひろば    ■ 共催: 伊太 やらざあ会

 ■ 協力:静岡県緑化推進協会 ・志太榛原地域 森づくり連絡会

 ■ 参加数: 10名

 ■ 会場: 伊太八幡宮西竹林

 ■ 作業内容: 孟宗竹の伐採と、管理道の修復


しまだ環境ひろばは、この13年間、島田市の各地に広がる放置竹林の間伐 (間引き) や、皆伐 (全て伐採) を、一生懸命にやってきました。


市に、間伐・皆伐した孟宗竹の後処理のための、「竹破砕機」 の購入をお願いし、実現してもらい、孟宗竹の広がりを阻止してきました。


今では、「竹破砕機」 は、竹林の所有をする農家に貸し出されて有効に使われているようです。


しかし、しまだ環境ひろばの会員も高齢化し、これまでのような広範囲の竹林整備はできなくなり、現在2ヶ所の維持がやっとの状況になっています。


今日の会場の、「伊太八幡宮西竹林」 は、その一つで、しまだ環境ひろばが、長年かけて樹種転換し、今では柑橘類や、びわ、スモモなどの果樹園に蘇っています。


暴走する孟宗竹の放置竹林は、「所有者に対する義務と責任」 を明確にした、ルール化をやらない限り減りません。


いくら、しまだ環境ひろばのような、市民ボランティアが頑張っても、孟宗竹は、2〜3年放置すれば元の木阿弥で、荒廃竹林に戻ってしまいます。


間伐や皆伐をしたあとの2〜3年間、出て来る若竹を全て伐採できるかどうかが勝負です。


これができれば、竹の根は腐り、芽 (若竹) は出てきません。


誰が、そのルールを作るのでしょうか?


孟宗竹がはびこる、「四国」 や 「九州」 地区では、市民みんなで手伝って、間伐・皆伐した後は、所有者の 「義務と責任」 及び罰則を決めて成功している地域があると聞いています。


孟宗竹の暴走は、景観を妨げると共に、土砂崩れを伴う大災害に発展する危険があります。


何とかすべきです。


写真は、放置竹林と、今日の作業 (作業道の修復) です。