「大井川の水と恵みを考える会 12月例会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (12月15日 土 AM) は、「大井川の水と恵みを考える会 12月例会」 に出席しました。


しまだ環境ひろばは、同会の目的に賛同し協働しています。


大井川は、南アルプスを源流とする大河であり、3000m級の山から下り落ちる急流は洪水の歴史でした。


こういう暴れ川の歴史もあって、電源開発のメッカにもなったと思われます。


川に水がなく、水はダムから発電所へ、発電所からダムへと、トンネルの中を本流が流れるという川になって今に至りました。


果てしない洪水により、下流域には広大な扇状地と、地下には豊富な地下湖を形成しました。


流れ下る土砂は、上流には大石を、中流には小石を、下流から海岸には土砂を堆積し、この土砂が海からの塩水の防波堤となり、地下湖には豊富な真水が溜まることになりました。


同会は、こうした大井川の自然の恵みを大事に継承しながら広報し、活用を考えて行くことを目的に立ち上がった会です。


冒頭に、9月以降の活動報告がありました。


 ■ 9月30日(日) 「ふじのくに地球環境史ミュージアム (大井川扇状地の自然と人)」 の見学と、扇状地の湧き水・地下水を巡ってみよう」 報告


   ◆ 本件は、前日から当日にかけての、「台風24号」 の襲来により残念ながら中止となり、次の機会に順延となった。


 ■ 10月6日(土) 「島田市くらし・消費・環境展 2018」 にブースを構えて出展報告


   ◆ 多くの来場者に大井川の水と恵みを訴えることができた。

   ◆ 会の目的を広報する絶好の機会でもあり来年も出展することを決めました。


次いで、今後の活動予定の話合いに移りました。


 ■ ふじのくに地球環境史ミュージアム 第二弾の企画 「館外学習会 大井川の扇状地をさぐる」 が発表されました。


     * 日時: 平成31年1月19日(土) 9:30〜 16:00

     * 場所: 島田市中河 堀本古文書館  (当会 事務所)

     * 内容: 古文書・遺物見学及び講話 (大井川の地形観察など)

     * 参加者募集: 20名程度 (先着順)

     * 参加料: 無料

     * 移動手段: マイクロバス


今日は時間が来たので以上で終了し、堀本古文書館 (当会 事務所) の活用法についての検討は次回に先送りしました。