北極圏でも、地球温暖化現象進む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

地球温暖化防止活動について知りたければ、「全国地球温暖化防止活動推進センター」か、静岡県地球温暖化防止活動推進センター」のホームページを開けば、私たち市民活動レベルのことは全てわかる。

 

地球温暖化に関する、世界や日本の動向、センターや地域の活動状況も良く分かる。

 

それに、データや動画の貸出、しまだ環境ひろばも、環境展の説明看板づくりでお世話になってきました。

 

また、過去は、センター主催のキャンペーンにも参加してきました。

 

静岡県地球温暖化防止活動推進センター」さんは、しまだ環境ひろばが、実行委員長を務める島田市くらし・消費・環境展」にも毎年出展をし、島田市民に温暖化ガス排出削減を訴えています。

 

同センター発行の、ウイークリィ ニュース「SCCCA Weekly」も良く読んでいます。

 

同ニュース 8月3日 430号に、ロシアのシベリア情報が次の通り掲載され、興味深く読みました。

 

 ★ 現在、北極の気温上昇は地球のどこよりも速く進んでいる。

   ■ 19世紀後半以降、地球の平均気温は0.8℃上昇、

   ■ 北極では2-3℃上昇(2010年代だけでも0.75℃上昇)。

 ★ 2100年には地球全体で2℃UPの懸念も、北極では4℃UPの可能性。

 ★ 白い雪と氷は太陽光を最大85%反射するとされ、その部分が減れば、より多くの太陽光を吸収するようになる。さらにこれにより海が温まると、温かい水分が大気中に出てまた気温上昇という悪循環に。

 ★ 北極の永久凍土の融解が始まると、メタンガスの放出がおき、さらに地球温暖化

が進む。

   ■ メタンガスの温室効果はCO2の25倍以上) NASAによると200万カ所ものメタンガスの発生場所があるとされている。

 ★ もちろんこれに付随して、ホッキョクグマなどの野生動物のテリトリーも減少。 

 ★ 溶けて通れるようになった北極海航路を利用しての北極の石油資源開発にも

拍車がかかる。

 

この程、国連専門機関の世界気象機関(WMO)は、ロシアのシベリアで続く高温の影響で北極圏の海氷や永久凍土が溶け、山火事も多発するなどの影響が出ている発表しました。

 

多くの人が暮らす低緯度地域にも影響するとしています。

 

WMOは、永久凍土の融解でメタンが放出され更なる温暖化を引き起こすと警告しています。

 

地球温暖化は、とうとう北極圏まで浸食! 

 

脱炭素・再エネ創出などやることは一杯ありますが、私たち市民ができることは、レジ袋の有料化・電気の節約などの協力です、先ずは目の前の温暖化ガス排出削減策だ。

 

産業界は頑張っています。そうしなければ世界から見放されるからです。

 

一番遅れているのは、一般家庭です。

 

小さな取組みが第一歩です!