市民農園の開設・維持事業は「循環型社会づくり」そのもの

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろでは、耕作放棄地を再生して、4ヵ所の「市民農園を開設しています。

 

 ◆ 御仮屋市民農園(約600坪 市民25名に貸出中) ◆ 中溝町コミュニティ農園(約80坪) ◆伊太八幡宮西果樹園(約500坪) ◆ 伊太観音様奥梅林(約300坪)

 

開設以来、会員みんなで運営してきましたが、高齢化・後継難・会員減により、平成22年(2010年)から、主担当制に変えて、基本的なことは主担当に任せ、イベント等の開催日だけみんなで応援しています。

 

この体制で、この10年維持管理してきましたが何の支障もなく、各主担当者は非常に頑張っています。

 

中溝町コミュニティ農園は、最近まで市民数名に無料で貸し出ししていましたが、高齢を理由に退会し、現在は筆者夫婦のみになりました。

 

市民農園への出動は本当に元気の源です。

 

 ■ 毎日出かけてやること(草取り・耕運・施肥など)があることが幸せです。

 ■ 時間は自由、誰に指示されることもありません。

 ■ 失敗も成功も全て自分の責任です。

 ■ 現在は、里芋・サツマイモ・生姜・枝豆・大豆・ダイコン・ほうれん草などが植わっています。

 ■ 農薬は一切使わず、化学肥料も抑えています。

 ■ しまだ環境ひろばのHさんが考案した腐葉土生ごみの堆肥づくり」で作った堆肥を畑に投入しています。会員のTさんが考案した、「さんさんBOX式生ごみ堆肥づくり」は、大量に堆肥ができます。

 ■ 筆者は、雑紙の分別と「生ごみ堆肥づくり」を日課にして、ごみの減量化、ひいては地球温暖化防止に貢献しています。

 

市民農園の開設は、島田市環境課や農業振興課が進める「環境維持改善政策」の一環で、循環型社会づくりの最たる環境事業です。

 

市内に広がる耕作放棄地を開墾し、市民農園を開設、市民を集めて野菜や穀物を栽培して地産地消、そこで使う堆肥は生ごみから作る、循環型社会そのものです。

 

しまだ環境ひろばは、これからも4つの市民農園を大事に維持管理して行きますが、平均年齢70歳を超えた今、後継者を探しています。

 

誰かいませんか。 禅譲したいと思います。