雑紙の分別と生ごみの水切りは、悪いクセを直すことから

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

雑紙の分別も、生ごみの自家堆肥化も、10年前から日課になっています。全く苦痛には思いませんし、慣れです。

 

<家庭内の雑紙の分別>

■ 5年前に市の環境課長から、国勢調査員が使った大きな青い袋を「雑紙専用袋」に流用したいから試しに使ってみてくれと提供を受けたので、それ以来使っていますが調法しています。

 

それ以前は普通のダンボールの箱でした。

 

 ◆ 袋の中に使用済みの大小の封筒を入れ、紙くずトイレットペーパーの芯や、お菓子の箱はたたんでその封筒に入れ、散らばりを防ぎます。

 ◆ 資料や印刷物は封筒の間に挟むと、袋はいつも整然としています。

 ◆ とにかく、平たく、平たく!が基本です。決して丸めてはいけない。

 ◆ 部屋に置いてあるごみ箱には、雑紙は決して入れない。丸めてポイは厳禁!

 ◆ 月に2回、雑紙の行政回収日に合わせて、紙紐で括り排出しています。

 

生ごみの自家堆肥化>

■ 数年前から、しまだ環境ひろばのHさんが考案した腐葉土生ごみ堆肥化法」生ごみの自家処理をして日課になりました。

 

 ◆ 流しのシンクに置いてあった三角コーナーは廃止し、生ごみ専用バケツ(二重底・藤枝市が市民に配ったもの)を購入し、生ごみは全て入れています。

 ◆ バケツが一杯になったら、「腐葉土生ごみ堆肥化法」で自家処理。

 

  * 道具:大きめのスチロール箱×2・バケツ×2個・小シャベル×1・麻袋×4

  * 基材(床剤):腐葉土6ℓ 米ぬか600g 使用済み食用油90mℓの配分で

    予め作っておく。配分率を守ることが大事。

  * 生ごみ専用バケツから2つのバケツに分け、生ごみと基剤を5:5で混ぜる。

  * 混ぜたものを麻袋に詰める。麻袋は一回一袋使い4回、廻し使いをして行く。

  * スチロール箱に麻袋を入れて古い順に管理、1ヶ月経った麻袋を取り出し、中

    身の堆肥をもう一つのスチロール箱に保管し、適宜堆肥を菜園で使って行く。

  * 手ぶくろを使えば手が汚れることもなく、市のごみ収集車にお世話になること

    もなく、たった5分で処理は完了。

  * 臭いも虫もわかない。

  * 生ごみは自家処理をするという信念を持ち(クセ)を付ける。

 

島田市「燃えるごみ」が一向に減りません。

 

「燃えるごみ袋」に入っている組成率は、生ごみ約35%、紙類約30%、プラスチック・他約35%です。

 

年間一人排出量は、881g(2019年)、両手一杯くらいの量です。

 

この処理費は、年間15億円、年間一人15,000円 何かにもっと有効に使えないものか。

 

市は一生懸命で、雑紙の分別と、生ごみの水分除去と、生ごみ処理器「キエーロ」を広報しまだなど媒体を通じて推奨していますが、一向に減りません。

 

雑紙は、部屋のごみ箱に丸めてポイ! 「燃えるごみ袋」に入れて市のごみ回収車へ、市民は楽チン楽チンです。

 

生ごみは、シンクの三角コーナーに入れて水でビチャビチャ! そのまま「燃えるごみ袋」に移して市のごみ回収車へ、楽チン楽チン。

 

この悪しきクセを直さない限り、「燃えるごみ」は減らない!

 

相当な仕掛けが必要だ。

 

あれほど大変だった、「レジ袋の有料化」も80%以上の市民が受け入れ、マイバック持参のクセが付いて来た。

 

有料化という重い代償もついた。

 

生ごみの水切りの励行と雑紙の分別も、悪しきクセを除去する対策と同時に、やった時の見返り(アメ)も効果的だ。

 

何か効果的な見返りも考えたいものだ。

 

やればできる! チエをだそう。