NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
政府が、「2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロ」宣言をしてから、企業・大学・自治体から、目標やスローガン、新技術やアイディアが相次いで出始めている。
ここ数日間、新聞に掲載されたニュースは以下のとおり。
■ 企業情報
◆ スローガンとして、サントリーは「水とプラスチック」、大和ハウスは「風・太陽・水」を取り上げている。
◆ 王子HDは「保有林」の拡大へ。
◆ 清水建設は「洋上風力発電用の風車を建設する専用船」の保有へ。
■ 大学情報
◆ 京大は、電気自動車(EV)向け半導体や次世代太陽電池関連で大企業との連携
◆ 大阪大は、次世代太陽電池の開発を。
◆ 千葉商科大は、学内で使う電力を自然エネ100%に。
◆ 神戸学院大・九州大・金沢大は、二酸化炭素を大気から直接回収し処理する技術を。
■ 自治体情報
◆ 持続可能な開発目標SDGsへの取組みで、さいたま市は全国NO.1(スマートシティづくり)、NO.2は京都市(食品ロス削減の取組み)。
再生可能エネルギー創出に関連してのニュースも花盛りだ。
◆ 「アンモニア」を燃料として活用する技術や水素を取り出す技術
◆ 天然ガスや水から水素を取り出す技術
◆ 蓄電池や太陽電池の改良
◆ 送電網整備
◆ 洋上風力発電
◆ 循環型社会づくり
これらの技術の多くはアイディア段階か、まだまだ相当の期間と労力と膨大な資金がいるという。
人間はこれまでも、外圧や不可抗力と思われることも乗り越えて来ました。
地球温暖化も新型コロナウイルスも、何とか打開しなくてはならない。
私たち市民も傍観するのではなく、身近でできる温暖化対策をしっかりと実行しなくてはならない。
大量生産、大量廃棄の時代は終わった。
先ずは、私たちができる身近な省資源・省エネ・省コスト、「循環型社会づくり」だ。