静岡市の「シェアサイクル パルクル」成功に学ぶ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨年、生活情報交換会主催、静岡市出前講座(担当:都市局 交通政策課)「しずおか自転車物語」を聴き、まだ記憶に新しい。

 

昨日(3月16日 火)の日経新聞朝刊 39頁 静岡経済欄に静岡市民の”足”へ快走」と題して、静岡市が2020年6月に始めたシェアサイクル「PULCLE パルクル」のその後の状況が紹介された記事が掲載されました。

 

静岡市は、自転車と人にやさしいまちを目指して、パンフレット「しずおか自転車物語」を発行し、静岡市と自転車の歴史を紹介し、自転車を活かしたまち、自転車とのいい関係を築くことを奨励しています。

 

記事は、「パルクル」が軌道に乗ってきたことを紹介しています。

 

 ◆ 市内を南北に移動する手段として使われ出した。東西移動はバスか電車か。

 ◆ 運営や予約は民間業者と連携。自転車の置き場所は市営の公共施設を提供し、発足当時の39ヶ所から今では84ヶ所に倍増し、「ちょい乗り」が非常に増えており、バスの代替手段になっているという。

 ◆ エスパレスのマスコットキャラクターパルちゃん」を名称に採用したことも成功のひとつ。

 ◆ 自転車の車体には広告も入れている。

 

記事は、パルクルは静岡市の新たな「顔」になりそうだと強調しています。

 

シェア自転車の大々的な普及は、放置自転車の減少、自転車による歩道の占拠防止引いては地球温暖化防止(温暖化ガス排出量の削減)に貢献し、非常に有効な政策である。

 

どこの自治体にも、駅前に民間の貸自転車屋があり、最近は自治体が運営するケースも増えてきたが、静岡市のような試みはまだ少ない。

 

静岡市には更に頑張ってもらいたいが、他の市でも静岡市の成功に学び挑戦してもらいたい。