春先の市民農園の維持管理

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

冬中、眠っていた雑草が目を覚まし、頭を持ち上げて来ました。

 

今年も、草との闘いが始まります。

 

土手も、畦も、畑も、農薬(草がらし)は一切使いません。

 

しまだ環境ひろばは、4つの活動フィールド(現場)を持っています。

 

 ■ 御仮屋市民農園 約600坪(約2,000㎡)会員制貸し農園

 ■ 中溝町コミュニティ農園 約80坪(約260㎡)会員制

 ■ 伊太八幡宮西果樹園 約600坪

 ■ 伊太観音様奥梅林 約300坪

 

4ヵ所共に1~2名の会員を配置し、維持管理(主担当制)をしています。

 

畑のみならず土手や畦も、管理の対象になるので、いつも草刈りが重労働です。

 

会員の高齢化と後継難で、主担当のHさんもそろそろ辞めたいと申し出がありますが、参加している市民(農園参加市民)が一生懸命に農作物を作っている姿を見ると農園を閉めるのに躊躇するという。

 

今では、家族連れの日曜菜園、高齢者の拠り所となり、非常に喜ばれています。

 

市民農園は、国や自治体が懸命に進めている地産地消に貢献しています。

 

地元で採れたものを地元で消費する。

 

排ガスをまき散らす輸送という手段も介在せず地球温暖化防止にも貢献しています。

 

後継者や引き継いでくれる団体を探していますが中々見つかりません。

 

できる範囲でやっていくしかないか、と諦めつつこの数年継続をしています。

 

放置されて、芝のようなしぶとい雑草を会員総出で取り除いて作り上げた市民農園です。

 

簡単には放り出すことはできません。

 

近々、市の農業推進課に相談に行ってみようと思います。