人が変ったら、団体も成長してもらいたい。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、島田市環境基本計画に書いた、島田市の望ましい環境像の実現」をテーマに活動している市民活動団体です。

 

自然環境の保全・ごみの削減・地球温暖化防止・食生活の改善・市民環境意識の醸成の5分野に会員を配置して活動をして来ましたが、会員の高齢化・後継難・会員減少など活動力の低下は否めません。

 

それをカバーする事も含めて、いくつかの他の市民団体や自治会と連携・協働を目指して、事務局入りや3役入りをして来ました。

 

しかし、違う団体や自治会との連携・協働は非常に難しい。

 

しまだ環境ひろばが一番傾注してきた「ごみの減量」だけでも、自治会でそれを実現するのは難しい。

 

良いことが直ぐ実行できるとは限らない。

 

自治会の中に賛同してくれる人間関係づくりから始めなければならない。

 

地域社会は保守・前例が先立ち、新しいこと、改革などは通りにくい。

 

4年間努力をして見ましたが、新しいことの導入はできませんでした。

 

令和2年度を持って、地元自治会3役から退きました。

 

中々後任が決まらない中で、年度末の3月末、会計職と副会長職を留任が決まっている副会長に引継ぎを完了していましたが、やっと後任が決まり、今日(5月4日 火 am)、再度の業務引き継ぎを行いました。

 

4年前に会計職を引き継いだ時は、殆どが手書き台帳による原始的会計処理でしたが、2年前に入会した「生活情報交換会」の会員との交流の中で、静岡市の北安東自治会の会計ソフト」トランスファーに成功しました。

 

当ソフトは、エクセルを駆使したもので、入金・出金をインプットすれば後から伝票が出てきて、自動的に毎日決算ができる優れものです。

 

新ソフトが導入できたのは、他の団体との連携・協働を求めた成果で、ここでは宝物に有りつけました。

 

生活情報交換会は、ビジネスマンのリターヤー組が集まっている市民団体で、新しいこと、改革的なことは積極的に受け入れる土壌を持っており、情報交換や技術の共有化などは当たり前です。

 

生活情報交換会のT会長・ソフト開発をしたEさんには感謝に堪えない。

 

今日引継ぎを行った後任者は、新会計ソフトを良く理解すると共に、仕事の改善にも興味を抱く人物のように見受けました。

 

是非とも頑張ってもらいたい。

 

今日は4年間の経験の中での、課題や問題点、改善を要する事項などの引継ぎはやめてもっぱら日常業務の引継ぎに専念しましたが、余裕が出てきたら是非トライしてもらいたいものです。

 

人が変ったら、団体も成長してもらいたい。

 

最近もう一つ、ある団体の事務局を退任しましたが、残念ながら大きくレベルダウンをしての引継ぎになり悔しい思いをしています。

 

是非今日の後任者には頑張ってもらいたい。

 

分からないことは何でも対応することを約束して散会しましたが、気持ちの良い半日でした。