「第71回全国植樹祭 しまね2021」を見て!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(5月30日 日)、「第71回 全国植樹祭 しまね2021」が、新型コロナウイルス感染拡大のため一年遅れて、島根県太田市三瓶山北の原で開催されました。

 

大会テーマは、「木でつなごう 人と森との縁(えにし)の輪」主催は、国土緑化推進機構」と開催県の島根市、大会会長は衆議院議長でした。

 

例年は、現地に天皇皇后両陛下をお招きして盛大に開催されますが、今回は天皇皇后両陛下及び大会会長は、オンラインで赤坂御所からの参加となりました。

 

島根県太田市の会場も、来場者を大きくしぼり、新型コロナウイルス感染拡大に備えたものでしたが、赤坂御所と会場を大きなスクリーンによるオンライン画像で結び、あたかも同じ会場で開催しているような臨場感のある演出でした。

 

島根県は、昭和46年に続いて2度目で、50年振りの開催でした。

 

植樹祭は、天皇陛下「おことば」に続いて、先の天皇が植樹した木の「収穫」天皇皇后両陛下によるスギやヒノキの「お手植え」・「お手まき」がありました。

 

今日の天皇陛下のお言葉の中に、自分が皇太子殿下の時に、天皇陛下が植えられた木々を育てて行く「育樹祭」のことを思い出したというくだりがありましたが、天皇の「植樹祭」と皇太子の「育樹祭」はセットで、全国の森づくり関係者の励みになっています。

 

ちなみに、静岡県では2012年11月に、「第36回育樹祭」が「あまぎの森と袋井市エコパアリーナ」で開催されたことが記憶に新しい。

 

 ※ 静岡県における「植樹祭」は、1952年(第3回)、1999年(第50回)

   に開催されています。

 

しまだ環境ひろばも、袋井市エコパアリーナ会場に招待されて、「県知事褒章」を授与されましたが、今日の植樹祭をテレビで見て、若かった頃を思い出しました。

 

周りを見れば、10年前は森づくりに励む市民活動団体が多かった。

 

歳をとりました。今は本当にさびしい。

 

しまだ環境ひろばは、今は地元の小さな竹林を果樹園に再生して維持管理していますが、若い人たちによる、森づくりの復活を切に望みたい。