NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
島田市には、「ごみの収集カレンダー 資源とごみの分け方・出し方マニュアル」が、毎年キチット発行されて全世帯に配られています。
このマニュアル通りに資源を分別をすれば、残りは次の4点だけです。
この4点が、「燃えるごみ袋」に入っている主なごみです。
■ 生ごみ
■ ビニール・プラスチック・発泡スチロール
■ 革・ゴム
■ 木・剪定枝・草 ※ 紙は分別対象ですが違反者が多い。
筆者宅では、「生ごみ」は分別していますので残りは3点ですが、最近のビニール・プラスチック・スチロールの多さには閉口しています。包装紙や箱類は、何でもかんでも「ビニール」「プラスチック」です。
筆者宅では、「燃えるごみ袋」の大半は、ビニール・プラスチックです。
便利さにかまけて、メーカーはプラスチックの使用を減らすどころか増やしています。
燃えるごみ袋の中身を見ていれば一目瞭然です。
木材や剪定枝や草も「燃えるごみ」に占める量はバカになりません。
本来、木材・剪定枝や草は、畑の一角に積み上げておけば自然に土に戻るものですが、今は畑や菜園を持っている家庭も、「燃えるごみ袋」に入れて市のごみ回収車に依存しています。
筆者宅でも、「木材・剪定枝・草」は、土に戻そうと研究中ですが、自治体を挙げて最善な方法を考えて、せめて畑や菜園を持っている家庭は、「燃えるごみ袋」に入れないで自家処理を指導すべきです。
近所の「燃えるごみ袋」の集積場を観察すると、45kg入りのごみ袋には、生ごみ・廃プラ・雑紙・木材などで満杯です。
30kg以下のごみ袋を使用している家庭は非常に少ない。(ごみが多い)
雑紙は分別対象ですが、燃えるごみ袋に入っている量は非常に多い。
これが積もり積もって、島田市の「燃えるごみ」は丸めると、年間30,000t、処理経費15億円 (人口は丸めて10万人)
燃やしてしまえば、「ただのごみ」、分別して資源にすれば、「宝の山」
市民一人一日 約830g 一月一人 約25kg なんと年一人 約300kg
今、気候変動(異常気象)で毎日のように世界のどこかで、洪水・山火事・猛暑・干ばつが襲来しています。
世界各地の海岸に、プラスチックが流れ着いています。
全てが地球温暖化のせいとは言えませんが、その要因の多くが地球温暖化がもたらしているものと言われています。
ごみ問題は、地球温暖化の重要な要素です。
燃えるごみは、一人一日830kgの家庭内にある小さなうちに、「自家処理」するのが最善です。
できる人は、自家処理に頑張りましょう。
出来ない人は、「ごみの分別」や「生ごみの水切り」に最大協力しましょう。
先ずは、普段使っている「燃えるごみ袋」を1ランク下の袋に挑戦しましょう。
もし、それができたら物凄い貢献です。
小さな行動が、積もり積もると大きな成果をもたらします。