「雑草や剪定枝」の自家処理にトライ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、耕作放棄地を再生して市民農園を4ヶ所を維持管理しています。

 

市民農園では、夏場は雑草との戦いで「刈り草」がたくさん出ますが、自農園処理し、当然ながら市の焼却センターには依存していません。

 

■ 御仮屋市民農園では、大きな「刈り草箱」を設置して、時々ヌカを混ぜたりして自然に土に戻しています。

 

■ 中溝町コミュニティ農園では、一ヶ所に集めて枯れてから、里芋などの根元に置いて日除け代わりに使いながら土に戻しています。

 

■ 伊太の八幡宮西竹林や、観音様奥梅林は土地も広いので、刈り草は自然放置し土に戻しています。

 

問題は一般家庭の庭や菜園から出る「刈り草」や「取り草」は処分に困り、市のごみ収集車に依存している家庭が多く、その量はバカにできません。

 

筆者宅では「生ごみ」は自家堆肥化をしていますが、残念ながらこれまでは草類は市のごみ収集車にお世話になってきましたが、今日から「自家処理」に挑戦することにしました。

 

挑戦と言っても、既にトライしている友人の方式をまねたもので、刈り取った草や抜き取った草を袋の中に詰め、一杯になったら口を軽く閉めて庭の片隅にころがして置くだけの簡単なもの。

 

自然に枯れて、作物の根元に置いて日除けに使える。

 

友人の話では、堆肥や土に戻すには、袋の中で雑草と土とヌカを混ぜて自然発酵させ、発酵が終わったら庭や菜園で堆肥や土として使って行けばよいとのこと。

 

今日から試行錯誤しながら、自家処理の良い方法を発見して行きたいと考えています。

 

筆者宅では草類の自家処理ができれば、燃えるごみ袋に残るごみは、「プラスチック類」「汚れた紙類」のみになります。

 

これから既に成立している、「プラスチック資源循環促進法」が施行され、プラスチックの本格的な分別とリサイクル活動が始まります。

 

「おむつのリサイクル」もトライが始まっており、将来「汚れた紙」の分別処理が始まれば、生ごみを自家処理している家庭から出るごみは無くなります。

 

一般家庭からごみが出ない時代の到来が待たれます。

 

ごみは、集めて焼却すれば温暖化ガスを排出することになり、家庭にある間の少量のごみの内に自家処理するのが最善です。

 

ガンバロー!