NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばでは、きれいに管理することを条件で、耕作放棄地を地主から借り受けて大豆や菜の花を栽培し、収穫後は加工会社にて「手づくり味噌」や「菜種油」に加工し、近隣の保育園に寄贈したり会員に安価で斡旋したりしてきました。
素人農業ですから収穫量は多少落ちますが、手づくり味噌に使う分には量も品質も十分で、「手づくり味噌体験会」の会員のみなさんからは大変喜ばれて今日に至っています。
旨いと評判です。
今、日本の食料自給率は37%、うち大豆は22%だという。
大豆づくりの作業は、① 耕運による畝づくり ② 種まき ③ ハト対策の網張り ④ 草取り ⑤ 刈り取り ⑥ 乾燥 ⑦ 脱穀 ⑧ 選別 のように手間はかかりますが、比較的簡単にできます。
これまで10年の経験から、肥料は殆ど不要で、種まきの時期を7月中旬以降にすれば害虫被害は少なく、連作障害も殆ど出ません。
従って、市民団体のボランティア集団でもやる気があれば十分できます。
ボランティア集団にあるのは「人手」ですから、大豆づくりはボランティア集団には向いている作物です。
ところで、最近の消費者の米離れと、農家の高齢化・後継難から日本の耕作放棄地はドンドン増えて今や、滋賀県の面積に匹敵するくらい深刻になって来たという。
この耕作放棄地を使って、「大豆」栽培を国策としてやったら良い。
大豆の自給率は22%だという。
大豆は、代替肉などのニーズが高まっています。
また大豆を無農薬(有機農法)で作って、手づくり味噌に加工すれば安心・安全のニーズが高まっている現在、価格も品質も競争条件に乗る製品が作れると確信します。
食品スーパーで販売している味噌はピンキリですが、国策として安心・安全な大豆づくりと加工を推進すれば、これまでしまだ環境ひろばが体験してきた経験から判断しますと充分対抗できる。
「地球温暖化防止」が世界共通の最重要課題になっています。
耕作放棄地再生による大豆栽培は、「地産地消」「省エネ」「省資源」などの見地から大貢献策です。
自宅の菜園で5kgの大豆が収穫できれば、自宅で4人家族の一年分20kg位の手づくり味噌を簡単に作ることができます。
挑戦してみてください!