友人の「運転免許証返納」決意の便りで考える!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

高齢者の運転操作ミスによる事故が各地で多発しています。

 

その多くは、ブレーキとアクセルの踏み間違いですが、動作が緩慢になり瞬間的に足をアクセルからブレーキに移動しないばかりか、より強く踏んでしまうことが事故を大きくしています。

 

人を巻き込んだ人身事故に至るケースも多く、これまで営々と築いてきた生活が一変してしまいます。

 

筆者の友人から、思い切って免許証の返納を決意し、免許証とのお別れ旅行を楽しみ、無事帰宅したとの便りが届きました。

 

切っ掛けは、事故多発と家族からの薦め、またこれからの家族の協力申し出が重い腰を上げさせたという。

 

また、車を引き続き所有した時のコストと、タクシー利用に置き換えた時のコストと比較をして見ると、後者の方が圧倒的に安いことが分かったという。

 

旅行から帰ってきて、早速返納手続きを済ませ、行動力の鈍りをカバーするために「電動自転車」を奮発して買って、健康維持を図っているという。

 

友人は筆者と同じ78歳ですが、筆者は行動半径が狭まることを理由に決意できないでいます。

 

ただよく考えてみると、殆どの移動は市内であり、電動自転車で充分ではないか

 

しまだ環境ひろばの活動フィールドは、里山市民農園・交流センターなど広範囲ですが電動自転車で移動は不可能ではない。

 

また夜の会合は、夜間事故の未然防止のため随分前から避けてきました。

 

友人の運転免許証返納を機に、真剣に考える今日この頃です。