今年度第二回目の「新春 手づくり味噌の会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月9日 日)は、しまだ環境ひろば主催の、今年度2回目の「新春 手づくり味噌の会」です。

 

コロナ禍、今年度も誠に残念ながら、早朝から参加者みんなで作業をする体験会方式(大豆の煮込み~冷まし~米麹と塩の混ぜ~大豆と米麹の混ぜ~ミンチ機にかけて刻み~カメへの仕込み)は自粛しています。

 

予め登録した容量の味噌が入るカメを持参し、でき上った味噌を引き取る際、味噌の作り方や保管の仕方を聞く質疑応答方式にしています。

 

今日の参加者は全員、手づくり味噌のファン(リピータ)で、質疑応答も必要ない人たちで、しまだ環境ひろばの「手づくり味噌の会」を支えてくれている市民です。

 

今年度の「手づくり味噌の会」は、都合8回の開催を予定していますが、年々申込者が増え、すっかり定着してきました。

 

売り物は、農薬を使わない大豆や米麹で、美味さはファン(リピータ)の増加が証明してくれています。

 

大豆は、これまでしまだ環境ひろばが自立して、耕作放棄地を活用して無農薬で栽培してきましたが、今年度は会場である園田農園さんの無農薬大豆を使わさせてもらっています。

 

お米は、しまだ環境ひろばが、手づくり味噌を手掛けた12年前から園田農園さん(有機農法 無農薬)に依存してきました。

 

来る1月12日・22日・25日の3回は、島田市農業振興課さんとの共同開催で、主に新しい市民を対象にしています。後の5回はファン(リピータ)の人達です。

 

毎年新しい市民を、「広報しまだ」で公募しています。

 

全国的傾向ですが、島田市でも耕作放棄が増えています。

 

園田農園さんでは、耕作放棄地を活用した大豆や菜の花栽培を拡張しています。

 

日本は穀物自給率30%弱で、生産国の気候や価格に左右され易い環境にあり、自給率を上げる必要があります。

 

耕作放棄地を活用して穀物をつくり、味噌や食用油のファンを拡大することは地産地消に貢献し、ひいては地球温暖化防止にも通じ、理にかなった活動です。

 

しまだ環境ひろばでは、平成15年(2003年)の設立以来、一丁目一番地の活動に位置付けています。

 

これからも、「手づくり味噌」ばかりではなく、園田農園さんとコラボ(協働)して、この活動の輪を広げたい。

 

頑張ろう!