計画は進行管理(PDCA)を確実にやろう。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

世界は今、あらゆる分野で大きな問題が起こっています。

 

国連のグテーレス事務総長は、ことしの世界にとっての5つの緊急課題として、新型コロナウイルス」・「気候変動への対策」・「デジタル技術の活用と適切な管理」・「国際金融システムの改革」それに「平和の構築」をあげ、「われわれの対応が今後の人類と地球の行方を左右する」と述べて、すべての加盟国に一致して取り組むよう訴えました。

日本に於いても直面している問題はこの5つで、国も自治体も企業も個人も最大の関心事です。

 

これをどうブレークダウンさせて、国民・県民・市民の目標や取組みに落とし込み実行して行くか。

 

どこの自治体にも基本とする「総合計画」があり、その下に分野毎(環境・防災などなど)の「実行計画」があり、そこに市民の目標や行動が明示されています。

 

しまだ環境ひろば島田市の環境基本計画」の策定に関わり、そこに書いた市民の取組みを市民の先頭に立ってこれまで実行してきました。

 

しかし実行してきたことがどう成果に結びついたかというと非常に心もとない。

 

実行計画には、計画の推進欄があり、その中に進行管理=PDCA(Plan・Do・Check・Action)が義務付けられて成果の検証をすることになっています。

 

最近、PDCAが疎かになり、成果の検証と次年度への反映ができていないと感じています。

 

非常に大変な作業で、仕事や人を評価するのは辛いが、これをやらないと何年経っても変わらない。

 

目標や対策を立案して終わりの時代が続いています。

 

今策定中の「第三次 環境基本計画」は、市民の取組みを能動的且つ実績で評価可能な取組みに落とし込んで、成果の検証と次年度への反映をして、一歩一歩前進がわかる計画にしたいものです。

 

しまだ環境ひろばの発足から18年、もう少し成果が見えて喜び・達成感・やりがいのある活動にしたいものです。