「生活情報交換会5月例会」でマイナンバーを勉強

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月20日 金 am)は、「生活情報交換会 5月例会」に参加しました。

 

 ■ 生活情報交換会は、静岡市のアイセル21(婦人会館)に拠点を置く任意団体で、某企業を退職した数人が発起人となって、退職後の生活をエンジョイしようと立ち上げた会である。

 

 ■ 活動は会員同士の情報交換や有識者の良い話を聞く講演会の開催が主ですが、今や会員数は数十人に、講演会の開催は今回で137回を数えています。

 

今日は、静岡市出前講座でタイトルはマイナンバーで できること」、講師は静岡市デジタル化推進課 主任主事:安田 洋一郎 さんでした。

 

新型コロナの新規感染拡大を契機に、我が国のデジタル化の遅れが露呈し、特に行政における市民サービスの遅れは甚だしく、事務の効率化のカギとなるのがこのマイナンバーであり、今日はマイナンバーで できること」を学ぶ講座でした。

 

講師の安田さんは、冒頭で今日は4つのことを話しますと前置きして話始めました。

 

(1)マイナンバー制度について(2)どこで何に使えるか(3)安全性(4)マイナポイントについて

 

(1)マイナンバー制度について

 

 ◆ マイナンバーとは12桁の番号で、住民票を持つ全ての国民に付与される。

 ◆ 目的は国民の利便性向上であるが、同時に行政の効率化の向上をもたらし、それがまた国民への行政サービスの向上となって帰って行き、好循環をもたらすものである。

 ◆ 5月1日現在全国普及率は44%、静岡市もほぼ同率、政府は2024年度までに90%を目指しているとのこと。

 ◆ まだマイナンバーカードを取得していない人は、SNS(QRコードを読み込んであとは画面に従いインプット)もしくは役所の窓口で申請できる。

 

(2)マイナンバーカードは、どこで何に使えるか。

 

 ◆ インターネット上の身分証明書となる。

 ◆ 戸籍や住民票はコンビニでも、朝6:30~夜11:00まで、土日でも取得が可能となる。

 ◆ 確定申告がSNSからできるようになる。

 ◆ 健康保険証の代わりに使えるようになる。

 ◆ 公金受け取り口座を登録すると、配付金・年金・還付金等自動的に受給できる。

 ◆ 市役所手続き(子育て関係・介護関係)が、SNSからオンラインでできる。

 ◆ 運転免許証との一体化

 ◆ これからSNSを持っていればいろいろなことができる時代になる。

 

(3)安全性(セキュリティー)について

 

 ◆ カードを紛失した場合は役所に届ければ即失効の手続きをしてもらえる。

 ◆ 4桁の暗証番号は、3回間違うとロックされる。

 ◆ カードから個人情報を抜き取ろうとするとカードのキットが自動的に壊れるから安心

 ◆ 役所の職員でも、担当職以外の人は個人情報は見れなくなっている。

 ◆ マイナンバーの安全性は十二分に配慮されているので先ずは安心である。

 

(4)マイナポイント(第2弾)について

 

 ◆ マイナンバーカードを未だ取得していない人は新規取得すると5,000円分のポイントが付与されるが、お好きなキャッシュレス決済サービスでチャージもしくは買い物をする必要がある。

 ◆ 健康保険証として利用申し込みをすると、7,500円付与される。

 ◆ 更に、公金受取口座の登録で、もう7,500円付与される。

 ◆ 健康保険証・公金受取口座登録による付与は準備が出来次第(6月30日以降)となる。事前の登録手続きはOK。

 ◆ 9月末までに登録をした人は、令和25年2月末まで有効となる。

 ◆ マイナポータルアプリは100種類以上で非常に便利である。

 

今日は、「マイナンバーでできること」を学んだが、第2弾のマイナンバーカードでマイナポイント」の付与が始まる直前であり、グットタイミングの講演会でした。

 

安田講師さんは、話下手だと自己紹介しましたが、全くそんなことはなく非常に分かり易い説明で、良く理解できました。

 

幹事団のみなさん、講師の安田さん、今日はどうもありがとう。