総合計画(後期基本計画)のスタートに寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

島田市では、「第二次総合計画 後期基本計画」をスタート、その概要が、「広報しまだ5月号」で公表されました。(詳しくは市のホームページ参照)

 

 ■ 総合計画は「まちづくりの基本となる計画」だ、と書いてある。

 ■ 計画の期間:第二次総合計画の後半4年間(2022~2025年)

 ■ 計画は3層構造から構成 ① 基本構想 ② 基本計画 ③ 実施計画

 ■ 3大戦略:① 循環型社会 ② 縮充(選択と集中) ③ DX(デジタルトランスフォーメーション)

 ■ 基本構想(基本理念): ①ここにしかない「個性」を大切に ②どこより「元気」に ③ともに支あい「協働」して

 

基本計画を貫いている基本理念は、

 

市民自らが、自らの住むまちをより良くしていこうとする市民主体の取組、市民・事業者・行政それぞれが互いにその特性や役割を理解し、ともに力を合わせる協働のまちづくりを進めることです。

 

暮らしを一番知っているのは市民だ! 市民が計画を理解し納得しなければことは進まない。

 

計画の推進の主体は、全ての市民(市民・事業者・市)、「連携・協働」が合言葉だ。

 

しまだ環境ひろばは、設立以来(2003年~)「連携・協働」を率先して行って来ました。

 

 ■ 里山づくり: 地元農家・地元の市民団体・市の農林課

 ■ ごみの減量化: 他の市民団体・事業者・市の環境課

 ■ 地球温暖化防止: 他の市民団体・事業者・市の環境課

 ■ 食生活の向上: 地元農家・市の農林課・健康づくり課・環境課

 ■ 市民環境教育: 地元農家・事業者・市の農林課・環境課

 

今から思うと本当に良くやって来たと思うが、達成感・満足感・やりがいが得られていないのである。

 

目的を得るための、「勉強会」や「視察会」・「お祭り」はいろいろ協働してやってきましたが、後に残る成果がないのである。

 

市政の中の重要施策で連携・協働した実績は非常に少ない。相談も極く少ない。

 

「真の協働」とは、「市民・事業者・行政」が同じテーブルに着いて企画し、実行し、評価をして目的を遂げることではないか。

 

この「真の協働」が非常に少ないのである。

 

総合計画(後期基本計画)がスタートしました。

 

計画を貫いている理念は「協働」です。

 

文字だけが踊るのではなく、「真の協働」を実行したいものだ。

 

その積み重ねをしないと、市民づくり=人材づくり=自立した市民づくりはできない。