今日は「ゼロウェイスト研究会」で講演

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月26日 土 am)は、島田市のお母さんたちの集まり「ゼロウェイスト研究会」主催の講演会講師を依頼され参加しました。

 

ゼロウェイスト研究会は、会の名称通りズバリ、ごみゼロを掲げ節約・省エネでくらしの中に豊かさと楽しさを求めていくグループのようだ。

 

しまだ環境ひろばは、設立(平成15年=2003年)~平成25年(2013年)まで市から「市民環境塾」委託され、請負が終了した平成26年からは、「しまだ環境ひろば塾」に衣替えして今日に至っています。

 

持っている市民環境塾の教材の中から今日は「循環型社会づくりと手づくり味噌」という題名の教材(パワーポイント)を選択し1時間半、「しまだ環境ひろば塾」として開催しました。

 

今、世の中を駆け巡っているニュースは、①ウクライナ戦争 ②新型コロナウイルス感染拡大 ③ デジタル化 ④ 地球温暖化防止=脱炭素・ゼロカーボン・カーボンニュートラル4大ニュースです。

 

今日のテーマの「循環型社会づくり」は、地球温暖化防止直結する課題であり、ゼロウェイスト研究会の学習会に相応しいテーマです。

 

「手づくり味噌」は、地域の小さな活動ですが、こうした小さな活動が積み重なって、「地球温暖化防止」という大目標が形づけられていくのだということを、今日の参加者に良く理解してもらって、話をスタートしました。

 

話の素材は実は、手づくり味噌でなくても、大豆でも、そばでも、菜の花でも何でも良いのです。

 

これらの素材は、先ずは耕作放棄地や休耕田の開拓・再生(地産地消)から始め、育て、収穫して食材となり、調理くずや食べ残しを分別して堆肥に、食用油はBDF(軽油)にして最後まで使い切る、小さい活動ですが循環型社会づくり=SDGs(持続可能な開発目標=誰ひとり取り残さない)、そのものです。

 

今日はしまだ環境ひろばが地道に取り組んで来た、「手づくり味噌」「耕作放棄地を活用した地産地消市民農園の運営」「放置竹林の再生による里山・果樹園の運営」などを紹介しながら、循環型社会づくりを説明し、意見交換もしました。

 

出席したお母さんからは、異口同音に循環型社会づくりは良く理解できたが、それをどう毎日の暮らしに活かして行ったら良いかが分からない。という質問・意見!

 

予定時間が30分も過ぎて尚、意見交換が熱心に続きましたが筆者からは「秘訣はない」、1つでも2つでも、実行できるものから始めることではないか、と最後に伝え講演と意見交換を終わりました。

 

大変有意義な2時間でした。

 

今日の話をもっと一般市民に広くPRしたらどうか、高校生とコラボして動画に纏めユーチューブで流したらどうか、出席したお母さん方から貴重な意見も貰い、筆者としても収穫の多い時間でした。

 

お母さん方のこれからの活躍を心から祈りたい。