今日は「生活情報交換会6月例会」に出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(6月17日 金 am)は、「生活情報交換会 6月例会」に参加しました。

 

今回は138回目、出席者は31名、筆者も毎月努めて参加しています。

 

生活情報交換会とは、会員同士の情報交換や有識者の良い話を聴いて、余生を有意義に過ごそうと、某企業をリタイヤ―した同世代の有志が会を結成し、原則として月一回のペースで講演会を開催してきました。

 

今日の講座内容は、静岡市出前講座「知っておきたい税知識 ~個人住民税のはなし~」でした。

 

税の話は、確定申告時期の年末年始がグットタイミングで、当テーマは今年1月に予定していましたが、新型コロナの感染拡大で延期となり今日の開催になったものです。

 

今日のテーマは、「住民税の話」で、6月中旬に「市民税・県民税納税通知書」が届くので、自分の住民税がどのように計算されているのかなどを知るグットタイミングでもあります。

 

講師は、静岡市市民税課 伊藤さん(課長補佐)と、橋口弘史(主査)さんでした。 

 

講師の橋口さんは、「住民税とはどういう税金か」から話始めました。

 

住民税とは、道府県や市町村の歳出(支出)を賄う資金となるもので、道府県民税「市町村税」で構成され、それぞれ個人と法人があること。

 

個人住民税は、道府県民税を含めてすべて市町村に納税することになっているので、相談事は市役所・町村役場にしてもらいたいとのこと。

 

個人の住民税は、均等に負担する均等割、所得金額に応じて負担する所得割、支払いを受ける利子等の額に応じた利子割、支払いを受ける配当等の額に応じた配当割、上場株式等の譲渡所得等の額に応じて負担する株式等譲渡所得割から構成されていること。

 

個人住民税を納める人は、その年の1月1日現在、市町村に住所があるか、あるいは事務所などがあるかどうかで判断されること。

 

均等割も所得割も課税されない人は、生活補助を受けている人、障害者や一人親で前年の合計所得金額が135万円以下であった人が該当するとのこと。

 

個人の均等割は、道府県民年額1,500円、市町村税年額3,500円と定められているとのこと。

 

個人の所得割の計算式は=(所得金額-所得控除額)×税率-税額控除額で計算されるとのこと。

 

 ※ 税率は、道府県民税4%(2%) 市町村税6%(8%)で全国一律、( )内は指定都市の税率を示す。

 

納税方法は、普通納税(納税通知書の送付)と、特別納税(給与から徴収・公的年金からの徴収)の2つがあること。

 

個人の住民税は、原則として市町村に住所がある人は申告を要しますが、確定申告をした人や、前年度中の所得が給与又は公的年金のみの人、前年の所得が市町村の条例で定める金額以下の人は申告の必要はないとのこと。

 

住民税は地方税とも呼ばれ、本来は身近な筈の税ですが、給与から直接に徴収されたり、公的年金から直接徴収されたりしているケースが多く、日頃は無関心であったが、今日の講演を聴いて、その仕組みや計算式が良く分かりました。

 

帰宅して郵便受けを見たら、「市民税・県民税納税通知書」が届いていました。

 

早速中身を開いて、今日勉強したことを点検し納得をしました。

 

今日は非常にグットタイミングの勉強会でした。

 

静岡市市民税課 伊藤さん、橋口さん、今日はありがとうございました。