今年度も大豆栽培の時期が近づいて来た。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばでは、平成24年(2012年)から「手づくり味噌」を一般市民と一緒につくり、今年度で11年目を迎えています。

 

すっかりリピータが増えました。

 

味噌の素材は「大豆」、2012年から2017年まで6年間、しまだ環境ひろば中溝町コミュニティ農園にて無農薬栽培をして来ました。

 

2018年から2019年は農協に、2020年以降は有機無農薬栽培の「園田農園」さんにお世話になっています。

 

米麹も有機無農薬塩は沖縄産で、添加物も一切なしの手づくり味噌です。

 

今年度も来る12月から2月にかけて「手づくり味噌」の仕込みを予定していますが、素材の「大豆」づくりが7月中旬から始まります。

 

今年度の大豆は、例年通り「園田農園」さんの有機無農薬大豆に依存すべく、園田さんと約束を済ましていますが、維持管理をしている市民農園を活用して、しまだ環境ひろば独自でも作ってみようと、主担当のHさん、Sさんと打合せをしています。

 

問題は大豆の病害虫ですが、「茎疫病」・「黒根腐病」・「白絹病」、害虫は「カメムシ類」や「アブラムシ類」ですが、農薬は一切使いたくない。

 

しまだ環境ひろばで栽培して来た大豆は、これまで一切の農薬を使わずに来ましたが、園田農園さんの指導で、種まきを思い切って遅らし(7月10日過ぎ)害虫の大量発生時期を避けてきたこと。

 

また中溝町コミュニティ農園が大通りに面し、街路灯に害虫が吸い寄せられて大豆への付着を免れるという好条件に恵まれたことが功を奏して来ました。

 

今年度もその恩恵を享受するつもりです。

 

しまだ環境ひろばは、会員の高齢化・後継難・会員減少でこれまでの力仕事能力がすっかり落ちています。

 

今年を含めてあと何年できるかな。

 

手づくり味噌のリピータがいる限り、もう少し頑張ってみるつもりです。

 

世界的に小麦や大豆が足りないと言われています。

 

日本全国、耕作放棄地だらけですが、大豆栽培を市民協力で増やせませんか。