NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
猛暑が続いています。
ホームセンターや大型家具店に行くと、軒先に下げて直射日光と熱を遮断する「垂れ幕」が提案・販売されています。
最近、郊外を歩くと若者風の新築戸建て住宅が目立ちますが、庭には軽自動車と子供用の自転車やおもちゃが置いてあるばかりで、太陽の光や熱を遮る樹木や花壇もなく、この「垂れ幕」が下がっている家が目につく。
土地が狭いので樹木を植える余地がないことと、若者の合理性がそうさせているわけですが、若者にもう少し余裕が持てる社会づくりを目指し、自然に親しむ意識の醸成をしたいものです。
筆者宅では、この時期になると毎年この垂れ幕の購入の話が話題になりますが、いつも自前の「グリーンカーテン」に落ち着きます。
何と言っても自然の「垂れ幕=グリーンカーテン」は、見た目も涼しく、葉っぱの隙間から入って来る涼風は何にも代えられません。
今年の我が家のグリーンカーテンは、昨年から成功している、「クリトリア=ちょうまめ」と、「きゅうり」にしました。
種は昨年採取したものを使いましたので原価はゼロです。
クリトリア=ちょうまめとは、インド、東南アジアなど熱帯アジア原産の常緑つる性の多年草で「バタフライピー」とも呼ばれます。
タネをまいて一年草として栽培され、非耐寒性で日当たりを好み、水はけのよい用土で育て、花は青色や紫色で夏季に咲く。小さな紫の花は可憐です。
ツル性なので、垣根を作ってやればどこまでも伸び、グリーンカーテンには最適です。
ちょうまめの横に「きゅうり」を植えましたので、競い合って伸び毎日1~2本のきゅうりを収穫し、朝の食卓に上ります。
「遮光・遮熱」と「花を楽しむ」と「収穫」、一石三鳥で楽しんでいます。
未だ8月は始まったばかり、9月の残暑の時期まで我が家の「グリーンカーテン」は健在です。
地球温暖化によると思われる異常気候(豪雨・干ばつ・猛暑・・)が頻発しています。
私たち市民は大きなことはできません。
日常のくらしの中で、省エネ・省資源になることを地道に実行することです。
「グリーンカーテン」も小さな行動の一つです!!