県立美術館の「兵馬俑と古代中国展」を見て!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(8月12日 金 am)は、静岡県立美術館で開催中の兵馬俑と古代中国展」を中学生の孫を同伴して見学しました。

 

世界史を勉強中だと聞き、実物を見せて置こうと思いました。

 

開催は6月18日~8月28日までで終盤に近付いていますが、夏休みやお盆休みとあって会場内はかなりの混雑でした。

 

秦の始皇帝は、紀元前221年に中国大陸に史上初めて「秦」という強大な統一国家を築き上げ、それまで550年も続いた戦乱の世を終結させました。

 

それから僅か十数年で秦は滅亡しましたが、秦の始皇帝陵と兵馬俑はその絶大な国力を物語っています。

 

統一を果たした始皇帝は、死後の世界でも軍事力と皇帝の地位を持ち、永遠に守られるために、秦始皇帝陵兵馬俑の造営を命じましたと言われています。

 

兵馬俑は中国の西安に位置し、1987年に世界遺産に登録されました。

 

兵馬俑からは、全て手づくりの戦士数千体、馬車や武具、身にまとった装飾品から生活用品が発見され、20世紀の最大の発見の一つとも言われています。

 

今回の展示は、戦士とその顔・髪型・服装、武具(剣・槍・弓などなど)、その他生活用品が豊富に並び、非常にレベルの高い細工に驚く。

 

今から2200年前の時代に、これだけの精巧な技術とそれを駆使した技術者が存在していたことに驚き、人間の可能性を改めて感じました。

 

現代の人間も頑張っているが、古代の人々と比べればまだまだやれるのではないか。