「パキスタンの大洪水」に思う事

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(10月2日 日)の日経新聞朝刊8頁に、パキスタン大洪水」の記事が掲載されました。

 

今年6月、パキスタンは、超大型のモンスーンに見舞われ、豪雨と深刻な熱波と氷河の溶解により、国土の1/3が水没し、1300人以上の死者が出て、全人口の15%が被災という未曽有な災害となっています。

 

一部の水が今でも引かず、人々の生活は困窮を極めているという。

 

記事は、パキスタンに対する支援が足りない。パキスタンの炭素の排出量は世界の1%に満たない。パキスタンは大国の経済発展の代償を支払わされていると訴えています。

 

世界の各地で洪水などの水害が相次いで発生しています。

 

 ■ 4月: 南アフリカの土砂崩れと洪水

 ■ 5月: ブラジルの大洪水と地すべり被害

 ■ 6月: インドアッサムの洪水

 ■ 6月: 日本も147年振りの猛暑

 ■ 7月: オーストラリア シドニーの洪水

 

気象庁の天気予報で、雨の量や風の強さを伝える用語が、これまでの用語が使えなくなる程、様子が一変しています。

 

疑いもなく地球温暖化の影響ですが、これほどの気候変動による災害が発生しているにも関わらず、世界では無益な戦争や兵器の増強などに走っている国がいる。

 

私たちは変わらなければならないのに、何も変えようとしない。

 

変えようとする意志行動が大事だ。

 

ごみの減量、エネルギー(電気・ガス・灯油・ガソリン)の節約、健康維持等々、私たちができることは限られる。

 

一人の力は小さいが、みんなが協力すれば必ず山は動く!

 

筆者宅では、生ごみ・雑紙・古布・使用済み天ぷら油は当然のこと、庭から出る草・枝・葉っぱ等の自然ごみも、畑に持って行って堆肥化を始めました。

 

堆肥化と言っても、畑で枯らして、細かく裁断して、土にすき込むだけですが、市の焼却センターで燃やしてCO₂を出さないためです。

 

燃えるごみ袋に残るのは、「プラスチック類」と「汚れた紙」が主となりました。

 

この2つは、市が「燃えるごみ」扱いで一般家庭では資源化できないものですが、近い将来、リサイクル処理がされるでしょう。

 

もう、「使用済おむつ」が、汚物と繊維を完全分離して、新品同様のおむつに生まれ変わる時代ですから!

 

近い将来、ごみという物はなくなるでしょう。

 

そういう時代を作るのは、私たち市民・国民の願望や行動がそうさせるのですから!