「高齢者の自動車運転事故の多発」に思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

歩道を物凄いスピードで走ったり、高速道路を逆走したり、普通では考えられない高齢者の自動車運転事故が続いています。

 

内閣府の発表によると、70歳以上の高齢者の運転免許証保有者数は、2021年末で約1285万人だという。

 

警察庁によると、2021年の75歳以上の運転者による死亡事故件数は346件で、26%が不適切なハンドル操作やブレーキとアクセルの踏み間違いだという。

 

加齢に伴う身体や認知機能の低下が原因であり、今年5月に高齢運転者の事故防止を目的に新たな「運転免許更新制度」が始まりました。

 

変わった点は次の3点。

 

 ■ 一定の違反歴のある高齢者は、実車による運転技能検査が義務化されました。

 ■ 免許更新時にかかる費用が増えました。

 ■ 「サポートカー限定免許」の新設 本人の申請により運転できる自動車を安全運転装置付きサポートカーに限定する条件を付けることができるようになりました。

 

誰しも加齢により身体能力は衰える。

 

しかし、車がないとどうしようもない人もいる。

 

筆者も、しまだ環境ひろばの事務局長を兼務し、イベントの道具の運搬や、遠地の会合出席などで車がないと機能しないし、会の運営ができない。

 

しかし、散歩を兼ねて努めて徒歩による移動をしたり、しまだ環境ひろばは夜の会合は一切行わないことにしました。

 

運転免許更新の新制度は、高齢者へ適正検査結果を示す(適正・不適正)ことによって運転免許の保持を自主的に選択させる(継続か返納か)ことにあるが、運転機会を減らすことも事故防止の最善な方法です。

 

運転に自信がなくなったら、免許の返納をしようと決めています。