「地域と人がつながるおもしろいマチ!」に参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(11月28日 月 pm)は、島田市市民活動センター(運営:クロスメディアしまだ)主催の「地域と人がつながるおもしろいマチ!!」に参加しました。

 

第一部は、NPOサプライズ代表理事の飯倉清太氏の講演「これからの地域と人のつながり方~未来のNPOのかたち」でした。

 

第二部は、島田市内で活動している団体の代表さん、島ママDreamの杉本真美さん、Study Like Playingの松浦清治さん、島田市障がい者福祉連絡会の坂田美智子さんの3人からの活動紹介でした。

 

 ◆ 筆者は、島ママの杉本真美さんとは、地元自治会で役員を務めた同志で、「駄菓子屋なかみぞさんち」の運営や、杉本さんが纏めているゼロウェイスト研究会で講師を依頼され「SDGsで循環型社会づくり」を講演した付き合いです。

 

 ◆ また松浦清治さんとは、島田市主催の「島田がこうなったらいいな」の「チーム手前味噌」で、企画・人集め・実行を一緒に行った間柄です。

 

第三部は、4人の発表者と市民参加者を交えた交流会でした。

 

■ 講演「これからの地域と人のつながり方~未来のNPOのカタチ」飯倉清太氏

 

 ◆ 飯倉講師は、冒頭「コロナ禍で、地域を見直す機会が増加した」と言い、「まちづくりのチャンスが来た」と話始めました。

   飲み代の減少、巣ごもり需要の増加、リモート授業・ワークの増加

   or(選択) → and(一緒)の時代へ、60歳代からの挑戦

 ◆ 自分のモットーは、①仕事は断らない②相手から組み立てる③圧倒的当事者意識

 ◆ ファンマーケッティング:自分のファンの方と一緒に、価値観の一致、知ってもらう努力、ファンにならないと良い結果は得られない。

 ◆ 頼まれたらとにかくやる。

 ◆ アーティスト(何を売りたいか)よりもデザイナー(何を買いたいか)に。

 ◆ 得々勘定よりも、客の立場を考える。

 ◆ まちづくりは人づくり

 ◆ 早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければみんなで進め。

 ◆ いろんな人がいないとまちづくりはできない。

 ◆ 計画・目的・目標・手段、目的を間違えるな。手段は目的ではない

 ◆ 地域と企業の連携・協働とは、「混ぜ合わせる」ことだ。

 

 ◆ 結論:地域と人のつながり方は、地元を想い、地元を良く知り、自分を磨いて、人とつながり、できることをコツコツやることだ。

 

飯倉さんのまちづくりの基本は、仕事は断らない・自分ではなく相手の気持ちで組み立てる・圧倒的当事者意識を徹底していることに尽きる。

 

相手と価値観を一致し、信頼感を得て、一方で行動を共にする人を徹底的に選び(価値観の違う人とは一緒に仕事はしない)良い仕事をやることに徹している。

 

NPO活動を推進していくために、非常に参考になったが果たして自分にそれができるか自信は持てないが、そうしなければ良い仕事はできないだろう。

 

■ 活動紹介「身近な協働のリアルな本音~実践者とのストロークで交流しよう」 3つの市民団体より発表

 

 ◆ 島ママDream:防災を切り口にママ達の夢を形にする会を設立した。活動は島ママドリームマーケット(マルシェ)の企画・運営

 

 ◆ Study Like Playing:放課後ひだまり教室(宿題等)の運営

 

 ◆ 島田市障がい者福祉連絡会:障がい者イベント(バリアフリーチェック・健常者との集いなど)の企画・運営

 

■ 交流会(4人の発表者とのクロストーク

 

交流会では主に、「連携・協働」の進め方の話になったが、発表者の3人は、行政との連携・協働は最初は距離を置いて、実績を積んだ後は行政側から逆に働きかけがあり、現在はうまく行っているとのこと。

 

今日の発表者は「市民活動」と「事業化」をうまく融合しており、達成感・満足感・やりがいはどこから出て来るのか、筆者は是非聞きたかったがうまく質問を伝えきれず残念!

 

恐らく、事業化と市民活動両方からうまく達成感・満足感を得ているのではないかと推測する。

 

今日は、収穫の多い良い企画でした。ご苦労様でした。