NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
遅ればせながら「しまだ議会だより NO.86」が隣組回覧で回ってきました。
内容は、令和4年9月定例会の報告ですが、最終ページ(24頁)の「議会活動レポート」に注目しました。
議会では、市当局からごみ減量やごみの処理経費の抑制のため、ごみ処理の有料化について検討していくと2月定例会に報告があったことから、5月に行った議会報告で「ごみの減量化」を共通テーマとして、市民の意見を伺いました。とのこと。
報告会の市民意見などを踏まえ、ごみの減量化についてを総務生活常任委員会の政策課題とすることとなり、9月議会においては、田代環境プラザ運営費および一般廃棄物最終処分場管理費を重要事業として位置付けるとともに、紙類の使用削減のため、議会内の書類の見直しに着手しました。・・・・・
総務生活常任員会では、今後のごみ処理の問題点など島田市の課題として調査・研究を進めます。としています。
17頁の、青山議員の「家庭ごみの有料化についての質問」に対して、市長は「先ずは市民にごみ減量化の意識の向上と行動変容を促す」と回答しています。
ごみの有料化の前に、先ずは改めて市民の減量意識の向上と、行動を変えることを促すことをやると言っています。
市長は、広報しまだ9月号の「市政羅針盤」で、「市がごみの収集を有料化せずにやって行くためには、市民のみなさんの協力によるごみの減量化が欠かせません」
「今後、ごみの減量目標と具体的な取り組みについて意見を伺ってまいりますが、ごみの減量が達成できなければ有料化についても考えなければならない」と明言しています。
エネルギーの高騰から、ごみの焼却に使っている「コークス・石油」の価格が急騰しており、1億円の補正予算案を上程、近隣の市町村と比べごみの量も経費もダントツに高い中、燃料費の高騰を受けていよいよ足元に火がついた状況になっています。
市民に覚悟を迫っているのです。さあ、どうする島田市民!
しまだ環境ひろばは、家庭から出る「燃えるごみ=可燃ごみ」の減量は、市民がその気になれば可能だと考えています。
「ごみ処理の有料化」は、市長が言う「やることをやってからの話だ」に大賛成で、どうしてやるかをこれから真剣に話合うことだと思っています。
「ごみの減量化」は、市民が主役!、市民が気が付き、市民がやることを決め、市民が実行して成果を上げて行くしかない。
行政の役目は、検討の場の提供と、焼却センターや最終処分コストのダウン策を考えることだ。
市民が努力してごみを減らしても、コストが下がらなければ何にもならない。