我が家のごみ処理の実態、廃プラの多さに閉口

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月23日)は月曜日、毎週月曜日は、筆者が所属する隣組「金属類・空きびん・ペットボトルなど」の収集日だ。

 

資源ごみの収集日(筆者の隣組は毎週月曜日)は決まっていますが、決められた集積場所に種類別に色別のコンテナが2~3日前に設置されるので、筆者は土・日に排出しています。

 

古紙類(ダンボール・新聞紙・雑誌・雑紙)の収集日は、月2回(筆者の隣組は水曜日と土曜日の2日だけ)で、排出を忘れたり、雨天は次の機会を待つことになり非常に不便だ。

 

そこに民間廃品回収業者がつけこむスキがあり、大通りのすぐ横の空き地に大型の回収ボックスを設置して、「いつでも・誰でも・無料で」を謳い文句に、ダンボール・新聞紙を収集しています。

 

便利だからいつも、民間の大型回収ボックスは満杯状態で利用度は非常に高い。

 

また民間廃品回収業者は、軽トラを使って玄関先まで取りに行くサービス(雨でも無料で)を行って古紙の回収量を増やしています。

 

島田市は、古紙(ダンボール・新聞紙・雑誌・雑紙)とアルミ缶は、集団回収という制度をつくり、古紙は4円/1kg当たり、アルミ缶5円/1kg当たりの補助金を付けて集団回収を奨励しています。

 

集団回収は、行政の手間から外れる代わりに、自治会や老人会や学校(PTA)が面倒を見ることになるが、補助金にプラスして、業者に時価で販売でき売上金もその団体の収入になる。

 

従って、目ざとい自治会や老人会は、貴重な活動財源になるので住民に協力を呼び掛けて回収量を増やそうと懸命になっています。

 

現在、集団回収に移行している自治会が約70%、残りの30%が行政に頼っている自治会ですが、後者は民間廃品回収業者の草刈り場です。

 

さて、燃えるごみ(生ごみ・廃プラ・雑草・木材など)の回収日は筆者の隣組は毎週火曜日と金曜日の2日間ですが、筆者宅では、市のごみ収集車に依存しているごみは、汚れた紙・プラスチック類・太い剪定枝だけです。

 

生ごみ腐葉土式で堆肥に、雑紙は専用箱へ、雑草・剪定枝・枯れ葉は菜園の一角に穴を掘り時々米ぬかを混ぜて腐葉土へ。

 

資源ごみ(新聞・雑誌・ダンボール・雑紙・ペットボトル・缶ビンなど)と危険物(ガスボンベ・乾電池など)は市のごみ集積場へ。

 

従って、燃えるごみ袋に入れるごみの種類は限られますが、閉口してるのは最近のプラスチック類の多さです。

 

菓子類・食品類・乾物類を始めとしてその他雑品まで、箱・袋・包装紙はプラスチック類だ。

 

ごみを分別して減らそうと思っても、燃えるごみ袋はプラスチックで一杯だ。ごわごわとかさ張るので始末が悪い。

 

昨年4月、「プラスチック資源循環促進法」が施行し、自治体には分別回収の努力義務が課せられました。

 

溶融炉を採用している自治体(島田市静岡市等)は、廃プラを補燃材として利用し、熱回収(発電)をしようとしていますが、世の中からは早晩改善を求められ、分別回収を余儀なくされるのではないかと思います。

 

地球温暖化防止、温暖化ガスの排出量の削減、脱炭素(石炭・石油など)は待ったなしだ。

 

ごみの削減は、地球温暖化防止の最前線にいる!