元会社のOB会総会に参加して思ったこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(4月1日 土 am)は、元会社の「OB会 総会」に出席しました。

 

会員は現在500名弱、10年前には700名強いましたので随分減って来ました。

 

今日の出席者は100名強、委任状を含めるとほぼ会員数に近い数に達し、総会の成立要件は満たしましたが、会員減少と共に総会の出席者数も随分減って来ました。

 

会員の平均年齢は79歳弱で、会員の減少は高齢化によるご逝去と、希望退会が主な原因ですが、その穴埋めとなる新人の入会が少ないことです。

 

この傾向は、高齢者で構成する地域社会の市民活動団体も同じで、活動の減少もさることながら会の存続さえも危ぶまれています。

 

定年退職年齢がドンドン繰り上がっていることが要因ですが、入会したがらない理由を一言で言えば、魅力がないということでしょうか。

 

若い人(65~70歳位まで)の入会魅力とはどんなものでしょうか。そこがわからないので手が打てない。

 

定年退職したばかりのOB達は、一体どんな生活を望んでいるのだろうか。

 

この人たちの動態調査結果を見たことがないが、調査して見る価値はある。

 

そうして現在OB会役員の最大の悩みは会員減少問題から、調査結果を参考にして手を打つ必要があろう。

 

 ■ しばらくはのんびりしたい。OB会にも入りたくない。⇒ その後は何をしたいのでしょうか。

 ■ もう二度と働きたくない。元上司のOBとも付き合いたくない。⇒ そんなに疲れ切ってしまったのか。

 ■ 直ぐ再就職したい。 ⇒ 経済的理由ですか。

 ■ 遊びと仕事を両立したい。 ⇒ 両立をしたい理由は。

 ■ 地域(自治会・趣味の会等々)の人と交流したい。 ⇒ 新しい社会との交流

 

OB会の年間行事がグランドゴルフ旅行新年会ばかりでは魅力はないのかも知れない。

 

このままでは遅かれ早かれOB会はじり貧の一途を辿りますが、若いOBの意向に沿ったOB会になればOB会は復活するのだろうか。

 

例年は総会のあと駿府公園に繰り出して花見会になりましたがコロナ禍で自粛、今日は数人の仲間とこじんまりと、桜の木の下で懇談をしましたが、これはこれで楽しい一時でした。

 

同じ釜の飯を食い合った仲間と懇談するのは楽しいものですが、若いOB達はどんな考えを持っているのだろうか、全く胸の内が分からない。

 

今、地域社会(自治会・市民活動団体等)の中でも、会社のOB会と同様に高齢者と若者の断絶傾向が起こっています。

 

高齢者が幅を利かせている市民活動団体や自治会(町内会)も多いが、若い人たちの出番だと思う。

 

しまだ環境ひろばは、若い人が引き継いでくれたらいつでも託したいのですが、中々現れません。

 

高齢者が作って来たOB会や市民活動団体を、若い人に引き継いでもらうことはどだい無理なのでしょうか。

 

中々答えが見つからない。