今年度2回目の一斉「梅狩り」出動

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月26日 土 am)は、しまだ環境ひろばが維持管理をしている島田市伊太の観音様奥の梅林」に、今年度2回目の一斉出動をしました。

 

早朝から集まったのは、会員4名(今年入会したMさんを含む)、それに児童を含む親子連れ7名、総勢11名でした。

 

今日は一応、しまだ環境ひろば塾「梅を収穫しながら自然について考えてみよう」と題して開催をしました。

 

今年の梅は、花は例年並みでしたが実のつき方は1~2割減、更に実が落下するタイミングが一昨年より2週間、昨年より1週間も早く、去る5月22日(月)に第一回目の収穫を、今日は2回目の収穫でした。

 

梅一つひとつは例年並みの育ち方で安心しましたが、収量が2割ほど落ちそうです。

 

当梅林の管理主担当はR・Sさんですが、地元の農家の高齢化で「しまだ環境ひろば」に維持管理を託され、R・Sさんが、木の剪定や土壌の改良など、維持管理を勉強し、以来良質な梅が成り今日に至っています。

 

ボランティア(都合のつく会員のみが出動する体制)では無責任になり維持管理はできません。

 

植物や生物の管理は、人間の都合を優先する体制では維持管理は無理です。

 

従って、しまだ環境ひろばは「主担当制」を採用し、主担当者の裁量で責任をもって管理をしてもらう体制に変えて今日に至っています。

 

すなわち、主担当者は自分の都合の良い時出動するが、全体責任は負います。

 

当梅林は、R・Sさんのお蔭でいつ行ってもきれいに整備されています。

 

児童達も自然いっぱいの梅林の中で、梅やビワを自分で収穫し、トンボなど昆虫と遊び満喫して帰って行きました。

 

島田市伊太地区は県内有数の梅の産地ですが、農家の高齢化で梅林を引き継ぐ人が無く苦境に陥っています。

 

しまだ環境ひろばもその一端を担っていますが、会員の高齢化でこちらもいつまでできるか分かりませんが、できるところまで頑張ろう、と話し合っています。

 

たまには、こういう状況の中で頑張っている市民を激励してくれる人がいれば嬉しいのですが。