NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
6月入り、「環境月間」が始まりました。そして6月5日(月)は、「環境の日」、世界各地で「環境デー」のイベントが開催されます。
そして今日(6月4日 日)は、環境月間のシンボル的イベント「第73回 全国植樹祭いわて2023」が開催されました。
昨日は、天皇皇后両陛下が岩手県入り、東日本大震災以来の現地入りで被災者を慰労、震災の象徴として残した「奇跡の一本松」を訪問したり、忙しい一日を過ごされましたが、今日は会場の陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」での植樹祭に臨まれました。
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民の理解を深めるために、毎年春季に開催されている国土緑化運動の中心的行事です。
2時からの式典では、天皇皇后両陛下の御臨席を賜るとともに、県内外から多くの参加者を迎え、記念植樹などが行われました。
岩手県における全国植樹祭の開催(令和5年)は、昭和49年以来49年ぶり、2回目の開催でした。
ちなみに静岡県では1952年に開かれ、その47年後の1999年に2回目の植樹祭が開かれています。
植樹祭で天皇皇后両陛下が手植えされた樹木を、今度は皇族殿下が育樹されるということで、植樹祭と育樹祭は全国を持ち廻っています。
ちなみに2012年に伊豆市(あまぎの森)と袋井市で開催された「全国育樹祭しずおか2012」では、しまだ環境ひろばも招待されて、お近くで今の天皇陛下(当時の皇太子殿下)を仰ぎ見た思い出が蘇ります。
11年前ですから、しまだ環境ひろばの会員の平均年齢も60歳代で若く、毎日のように竹林や里山に出動して孟宗竹や雑草を刈っていました。
その貢献もあって森づくりが評価されて会場では「県知事褒章」を授与されました。
今ではもうその体力はすっかりなくなりましたが、今日の植樹祭を見て当時を思い起こしました。
今年8月にはしまだ環境ひろばは、設立20周年を迎えますが、張り切っていたあの頃に戻りたいものだ。
秋(11月)に、一区切りのイベント開催(記念展示)を予定しています。