企業と、自治体が小水力発電に

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


11月20日付け 日経新聞朝刊に、「企業、自治体と小水力発電」の見出しで、大きく小水力発電が取り上げられました。


企業と、自治体が連携し、中小河川や農業用水を利用した、小規模水力発電所を建設するという。


■ 栃木県と野村HD
  出力10KW弱を100ヶ所
■ 鹿児島県伊佐市日本工営
  市有財産を使って460KW
■ 茨城県北茨城市と東京発電
  市有財産の譲渡を受け130KW
■ 岐阜県三井金属
  出力600KWを2ヶ所


栃木県と、岐阜県は、政府が新成長戦略に沿って創設する「地域活性化総合特区」の指定を申請中だという。


特に栃木県は、10KW弱というマイクロ発電の複数台設置を進める計画であり、注目に値します。


河川や用水には、水利権があり、発電計画は中々進まないが、特区に指定されれば一気に事は進展する。


静岡県でも、早くから候補地の探索活動が始まっており、早くどこかで具体化したいものだ。


島田市も、大井川用水の要であり、市内の至るところを、小水路が流れています。地熱や風力は難しいわけだから、太陽光発電に続いて、是非小水力で、先陣を切ってもらいたい。


天候次第で大きく発電量が違う、太陽光や風力に比べて、安定している小水力発電島田市の目玉にしたいものだ。


もう既に、落差のいらない小型発電機も開発されており、先ず一機どこかにモデルケース (小規模発電所) を作って、実績を積み、その拡大を計る方向でどうだろうか。


使った水は、減るわけでもないので、小水路に次々に複数台発電機を入れて、個別発電することも可能なのである。また太陽光発電との併設も可能である。


「しまだ環境ひろば」 では、小水力発電の情報収集や、情報交換会を精力的にやっています。
 

今日も、しまだ環境ひろばでは、いつものメンバーが集まり、熱い議論をし合いました。

島田市でも、水利権を持った企業がいくつか存在しているのだが・・・・。
提案書の内容などなど、議論は尽きない。