ボランティア団体の「品質」と「納期管理」

しまだ環境ひろば 事務局です。

しまだ環境ひろばは、会員組織の市民活動団体であります。
ボランティアだから、基本的に自発的志願であり、無報酬が原則です。高齢化社会と経済不況が相俟って、60代のリタイアー組が増えており、まだまだそのまま終わってしまうにはもったいない人がたくさんいるが、ボランティアの市民活動団体に入会を希望する人は本当に少ない。
ボランティアという事に対して、最初からアレルギーがあり、特に企画力や技術力を持った人に多い。こういう人達は、報酬よりも、やりがいや成果を求める。良く聞いてみると、次のように整理できる。

1 ボランティアでは良い仕事は出来ない。良い仕事とは、  品質(でき映え)と 納期管理(スケジュール)が守ら  れる事である。
2 ボランティア団体の中では、上下関係・命令系統・指示  系統もない、無責任体制である。
3 事業(仕事)にはお金が掛かる。無報酬だから維持管理費  位が必要だけだが、それを寄付金や助成金に頼り、経営  が甘くなる。

これをしまだ環境ひろばに当てはめて考えて見ると、その通りだな、と感じることも多いが、その代わりにもっと自由であり、やりだした仕事は、役員や、リーダクラスが、常勤並みの体制で、でき映えと納期を懸命にカバーしています。
ボランティアだからと言って、品質や納期に甘えは許されませんし、この辺は、一般企業や諸団体と変わりはありません。どこでも誰かがカバーしているのだと思います。

最近は、内容はボランティア時代と全く変わらないのに、法人格のNPOにして、カムフラージュする団体があるが、中身を聞いてがっかりさせられることが多い。

もし、本当に良い仕事だけを追求するならば、ボランティアでも、NPOでも、真面目な団体の役員クラスは本当に真剣に、品質と納期を追求しています。一度入会されて、持っている企画力や技術力を如何なく発揮されたら大変有意義と思います。入会をお待ち申し上げています。