民主主義は、コストと時間がかかる。

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


民主主義は、本当にコストと時間がかかるものである。


国レベルでは、衆議院で圧倒的議席を持つ、民主党参議院では、過半数を確保できず、単独では何も決められない状態になっています。


地方自治体でも、住民から直接選ばれた首長と、おなじく直接選ばれた議会が対立して決められない自治体があります。


毎年、国家予算の半分を借金 (国債) に頼って、破産寸前でも、消費税の増税反対を叫ぶ人。


人と人との絆が大事だと叫びながら、いざ自分に災いが振り被ってくると俄然反対にまわる人。


いろいろな人がいる中で、最終的にはどれかの案に決めなければならないのだが、丁寧な説明と、時間をかけた協議しかないのかな。


自治体の中には、首長が、自分が旗揚げした党の党員を立候補させて、多数を確保し、決定スピードをあげる自治体が出てきましたが、果してうまく行くだろうか。強くなっても、謙虚さを持ち合わせなければ、いずれは破綻の道を歩むのではないだろうか。


決まらないのも困るが、暴走も困る。どんな体制になっても、とことん議論して、話合いで決めるのが民主主義である。


しまだ環境ひろばも、過去、どうしても相入れない問題が発生して、とうとう会が割れた (大量脱退) ことがありましたが、その後は、多数決に至らず、話合いで決まっています。


いつまでも、こうありたいと願っています。