太陽光発電は、何年から得か。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


住宅の屋根等に設置した、「太陽光発電」 で作った電力のうち、自家消費しなかった分を電力会社が買い取る、新たな制度 「固定価格買い取り制度」 が、昨年 (2012年) 7月から始まっています。


新制度では、余った電力を、1キロワット時42円の固定価格で10年にわたって電力会社が買い取っています。


電力会社は、買い取った金額を、関係のない家庭も含めて、一般家庭や企業の通常の電気代に上乗して請求しています。


■ 太陽光発電を設置する場合は、初期投資が必要ですが、国や県や市から補助金が出ますのでこれを活用すれば初期投資を軽減できます。


  ◆ 国の補助金 1KWあたり3万円

  ◆ 静岡県補助金 1kWあたり2.5万円(上限4kW10万円)

  ◆ 島田市補助金 1kwあたり1万5千円(上限6万円)


  注)補助金額や、申請方法、申請期間などは、それぞれの窓口でお確かめください。


■ 太陽光発電を設置すると、それまでの電気料金を節約できます。すなわち昼間の電力は、太陽光発電で賄うことができるからです。


■ 余った電力は売電ができ、電力会社が買い取ってくれます。


従って、次のような計算式で、いつまでに初期投資を回収でき、いつから得になるかを計算できます。


初期投資を回収できる月数計算式


初期投資額(設備費用−補助金)÷[(月当たり導入前光熱費−月当たり導入後光熱費)+ 月当たり売電収入] = 回収期間(月数)


現在、大体6〜7年くらいで初期投資を回収し、それからの売電収入が稼ぎになります。


市民のみなさん、是非検討してみましょう。