島田市でメガソーラー発電所の着工

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


今日 (7月31日 水) 「島田市伊太田代地区メガソーラー設置運営事業」 が着工されました。


■ 島田市が、伊太田代地区に保有している市有地を業者に貸与、(平成24年11月業者決定済み) そこで計画出力:1500kw 一般家庭600世帯の年間電力消費量相当分の電力を発電し全量、中部電力に売電する計画である。


島田市・伊太地区では、去る6月、水力発電所 「伊太発電所 が完成し、7月13日 祈願祭・内覧会が開催され、発電が開始されました。


■ これは、国営大井川用水農業水利事業 (平成11年度〜平成26年度)の一環事業です。 最大出力:893kw 一般家庭 1100世帯の年間電力消費量相当分の電力を発電し、全量、中部電力に売電する計画です。


祈願祭の席上で、静岡県 川勝知事は、”本国営事業に続いて、静岡県の小水力発電事業を推進していく” と力強く述べたという。


現在、静岡県では、「農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」 を設置し、2つのプロジェクト (・特別会社設立プロジェクト・マイクロ水力発電を活用した地域プロジェクト) を精力的に推進中です。


島田市からも、市をはじめ、商工会議所、業者などが多数正会員登録しております。


NPO法人しまだ環境ひろばも、地域市民団体として、地域プロジェクトに参加しています。


島田市に於いても、国営事業に続いて、市内を豊富に流れる小水路を活用した小水力発電を早く目指したいものだ。


第二次環境基本計画書 45頁にも、市の施策として、再生可能エネルギーの利用 「市内の豊富な水資源を活用した小水力発電の導入検討」 が掲げられ、その着手が期待されています。


しまだ環境ひろばも、これまでの、候補地探索や、発電機の検討、発電電力の利用検討などの活動を是非これに活かして行きたい。


写真は、完成した、「伊太小水力発電所」 の外観です。