人は見ない振りをして良く見ています。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (12月10日 火)の、NHK クローズアップ現代で、「団塊の世代の現状」 を調査・報告していましたので興味深く見ました。


団塊世代の多くが、会社や団体を定年退職したが、毎日やることがない行くところがない、と家に引き篭もっているとのこと。


退職前には、これで自由になれる。何かやってみようと思っていても、いざとなると、地域社会になかなか飛び込めない。


地域社会に参加しても、元の職場の位を引きづったり雑用を嫌がったり、男尊女卑をしたりする人は嫌われる。


当番組は、”団塊世代を活用せよ・地域社会の切り札” と題して、技術を持っている人を中心とした紹介でした。


番組で紹介されたように技術のある人は、チャンスはあるが、そうでない人は先ず、思い切って地域社会に飛び込んで、そのグループで、人が一番嫌がる仕事から率先してやった方が良い。


要領の良い人もいるが、内面では嫌われています。


 ◆ いつも一番楽な仕事をやる。
 ◆ 駐車場でもいつも特等席に置く。
 ◆ 要領良く休む。
 ◆ 自分の得意な仕事は懸命にやるが、そうでない仕事は適当に手を抜く。


地域社会に出てくると、面と向かって批判はされませんが、見ない振りをして人は良く見ています。


要領の良い人は、気づかれていない、と思っていますが、表立って言われないだけなのです。


要領の良い人はそれに意外と気づかない。


また、技術や知識を持っている人は重宝されるが、汗を流さず、批評したり、邪魔をしたりすることが重なるとその人は直ぐ浮いてしまいます。


そう言う人に限って、浮いてしまっていることに気づかない


そう言う人は本当に始末が悪い。


地域社会に飛び込んだら、少し我慢して、要領の良い人の逆をやれば良い。


それを実行していれば、意外と短期間で、人気が出たり、素養のある人は役員に押されたりして必ず報われます。


団塊の世代のみなさん、思いきって、市民活動団体に飛び込んで来てください。

仲間と打ち解ける方だったら、短期間の内に、何でもできるような環境が生まれますよ。


待っています。