再エネの創出を加速しなければならない。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー担当」 です。


東日本大震災以来、一般国民の間では、”地球温暖化問題” はすっかり冷めて、”脱原発” がクローズアップされています。


脱原発は、実現時期は別として、国民のコンセンサスになっています。


原発が全て止まっている現在、電力を支えているのは、「火力発電所」 の総動員の結果であって、「再生可能エネルギー」 による発電は、まだ全体の2〜3% (大規模水力発電を除く) で、原発設備能力に遠く及ばない。



現在の電力供給量は、需要を何とか賄っているが、”地球温暖化” を犠牲にしています。


脱原発は、「再生可能エネルギー創出のスピードアップ」 との両輪で進めなければ現実的ではない。


6月4日から、ドイツのボンで開かれていた、「国連気候変動に関する会合」 が閉幕したが、腰の重かった、”中国” と 「米国」 が、 温暖化排出削減目標 (上限値) を2015年の早い内に公表することを表明しました。


日本は、エネルギーの見通しがつかず、排出目標の公表を先送りしています。


2015年末にパリで開催される、「第21回国連気候変動枠組み条約締結国会議 (COP21)」 に向けて、大きく動き出した感があります。


日本だけがいつまでも先送りはできない。


再生可能エネルギー (太陽光・小水力など) の創出を加速しなければならない。