「生ごみの堆肥化実証実験」 にトライ
NPO法人 しまだ環境ひろば 「生ごみの堆肥化 担当」 です。
この程、事業テーマ 「生ごみの堆肥化実証実験と検証」 をもって 「島田市 まちづくり支援事業交付金」 に申請したところ、「決定通知」 を市長名で頂きました。
決定通知を受領後、今日で4回目の準備会を実験現地で開催しました。
<事業申請の概要>
◆ ごみの減量は温暖化ガスの削減や高騰する燃料費の節約の見地から市の重要課題ですが、特に生ごみの減量は、実現が非常に困難な課題です。
◆ 現在、島田市の施策としては生ごみ処理容器等購入費補助金制度がありますが、その実績は年々低下しています。それは生ごみが溶融炉に投入される量の増加を表しているとも言えます。そして、それは運搬コストや焼却コストの増加となっています。
◆ そこで、市民の関心が再び生ごみに向うように、環境課と連携して、5つの生ごみ処理システムの実証実験を行い、その結果をもって、市民が取り組みやすい方法を提案致しようとするもの。
◆ 生ごみを焼却する前に、市民が取り組めることはあるはずですが、それが簡単で有効なものでなければ継続が難しい。本年度は環境課が生ごみを消滅させる方法(きえーろ)をモニターすると聞いています。私たちは生ごみ処理のもうひとつの方法である資源化 (堆肥化) で実証実験をしていきたい。
◆ 2つの方法が実行に移されれば、生ごみの減量に大きく貢献するものと思われます。
<実証実験の方法>
実験は、10軒の家庭の協力を頂いて、7月より9月末まで3ヶ月間、毎週2回 (月・金)、生ごみを分別収集し、5つの生ごみ処理装置に生ごみを投入し、完熟堆肥ができるまで管理・観察・記録を行うもの。
今秋には、くらし・環境フェアや、発表会の場で、報告を予定しています。
頑張って活動し、良い方法を提案したいと思っています。
写真は、今日の、目下目下中の準備の様子です。