林業の再生は、人材づくりと、つなぎ留めの仕組みづくり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「森づくり 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、山間地の森林まではとても手が出ませんが、地元の里山の一部くらいは自分たちで再生しようと、伊太地区の3ヶ所の荒廃竹林、梅林を再生して維持管理しています。


昨日から今日 (3月2日 木)にかけて、日経新聞が、林業再生の道」を訴えています。


昨日の記事は、同新聞社が実施した、林業調査」結果を踏まえて、全国の森林組合で人手不足を訴えています。


その原因は、大きく分けて2つ。


 ■ 丸太の販売価格の低さ

 ■ それに伴う、林業従事者の所得の低さ


この2つが、人手不足の障害となっているとのこと。


今日の日経新聞記事は、林業調査を踏まえて、その課題と展望を探っています。


ハローワークを通じても、人は集まらない。


林業の盛んな、島根県和歌山県兵庫県では、林業系の大学校の支援を始めているという。


林野庁では、2003年度より、緑の雇用」制度をスタートさせ、漸くここにきて、林業への就職者が増え始めたという。


森林の保全という国家の大事業を成功させるには、息の長い人づくりと、林業に飛び込んだ若い人材のつなぎ留め、その仕組み作りが大事だと、記事は訴えています。


その通りだと思う。