今年も、「大豆栽培」の第一ステージが終了

NPO法人 しまだ環境ひろば 「市民農園 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、耕作放棄地を再生して、2つの市民農園を開設しています。


その内の一つ、中溝町コミュニティ農園」 では、8年連続で大豆を作って来ましたが、9年目の今年も、「大豆栽培の第一ステージ」終了しました。


大豆栽培の第一ステージは、種まきですが、2つの方法があります。


 ■ 種を苗床に撒いて、双葉が出てきて暫く経ったら、苗を畑に移植する。


 ■ 種を直接畑に撒く方法 但し必ず網被せが必要です。


どちらにしても、ハト対策のためです。


種を播いて、芽の出がしろをハトが来て食べてしまいます。芽が出て葉っぱになればハトは見向きもしません。


中溝町コミュニティ農園では、今年は全て、直まきを選択し、全てに網を被せました。


直まきを選んだ理由は、ハト対策もありますが、会員の高齢化で、出動が全く期待できなくなったためです。


苗の移植という、炎天下での作業は無理です。


お蔭でハト害は免れましたが、幾度かハトが網にかかり必至でもがく光景を目の当たりにし、困却しましたが、幸い何とかハトが網から逃げて事なきを得ています。


ハトさんも少し遠慮すれば良いのですが、対策しないと全滅しますので已む無くやっています。


何はともわれ、今年度の大豆栽培の第一ステージが終わりました。


これから、草取り・刈り取り・乾燥・脱穀・乾燥・選別と、夏から秋、秋から晩秋にかけて延々と農作業は続きます。


殆どの会員の協力が得られなくなってきた今日、そろそろ耕作放棄地活用の本事業もどこかで決断を要す時期になってきました。


良く、9年間も頑張ってやってきたものです。


島田市の高齢者市民団体の殆どが、この問題で行き詰っています。