NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
ここ数日、「環境とエネルギー」 に関するニュースが新聞紙上を賑わしています。
6月は 「環境月間」 、6月5日の世界環境デーを皮切りに、各地で様々なイベントが開かれています。
島田市でも嘗ては、「島田市環境フェア」 が、6月に開かれて、市内の環境活動に関わる市民団体や、事業者や行政が、この日に照準を合わせてしのぎを削ったものです。
そのフェアが一団体の都合で行き詰り、10月に開かれていた、「くらしのフェア」 に吸収合併させられました。
やはり、環境イベントは、6月の環境月間に開くのが望ましい。
さて、我が国は、2030年度に2013年度比26%の温室効果ガス排出を削減する目標を掲げています。
これと整合するように、電源 (エネルギー) のベストミックスが策定され、近く発表されるエネルギー基本計画もこの数字になるとされています。
■ 再エネ 22〜24% ■ 火力 56% ■ 原発 20〜22%
再エネ化は進んだと言っても、大規模水力発電を含めてまだ15%足らずだ。
そのスピードも速いとは決して云えない状況にある。
一方、原発 20〜22%の目標は、現在の国民感情から判断しても実現性があるとはとても思えない。
そのためにも、もっともっと再エネに大きく舵を切る必要がある。
静岡県でも、再エネ関連の施策は大きく掲げられていますが、言葉の積極性は感じるものの、行動面では迫力を感じません。
島田市では、行政と合同して、「島田市小水力発電創出合同検討会」 が継続中であるが、動きが止まっています。
島田市は、「太陽光発電」 と 「小水力発電」 に向いている地域です。
いくらやろうと思っても、気候や環境に恵まれていない地域はできない。
持てる地域が頑張らないと達成はできない。
恵まれている地域がやらなければ平均点が上がらない。
誰がやるのだろうか。