「燃えるごみの減量・資源化」に真剣に取り組む時だ。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


去る10月6日に開催された、島田市くらし・消費・環境展 2018」 では、3つの市民活動団体と、行政 (環境課 衛生係) が、”燃えるごみの減量化” を訴えました。


しまだ環境ひろばは、もう15年も昔から、次のような、「燃えるごみの減量化」 を訴えて来ました。


  ■ レジ袋の廃止 → マイバック持参運動や、ふろしき講座の開催

  ■ 生ごみの堆肥化 → さんさんボックス式  ・腐葉土式 堆肥づくり方法の勉強会開催、普及活動

  ■ 雑紙の分別・資源化 → 分別専用袋の配布


島田市では、燃えるごみの量は微減しているようですが、減量対策がほんの一握りの市民団体の活動に限られて全く大きな流れになりません。


燃えるごみの処理費は増える一方で、ごみの減量対策は、金額的には殆ど貢献していません。


有害ガスの処理費用や、焼却灰を捨てる費用は増えるばかりです。


何故、島田市では、”燃えるごみの減量対策” の機運が盛り上がらないのでしょうか。


行政や、一部市民活動団体が笛を吹いても全く関心がありません。


島田市は、燃えるごみ袋に入れる制限は殆どなく、市民は何でもかんでも袋に入れて排出できる!


島田市に来れば、ごみ処理は本当に楽だ。と言われる所以です。


一旦楽をした市民は、面倒なごみの分別などやりたくない!というのが本音です。


しかし、やっぱりどこかが間違えています。


生ごみはともかく、「雑紙」 や 「プラ・ビニール」 くらいは分別・資源化しても良いのではないか。


自治会で、責めて、雑紙くらい分別・資源化をやろう、と議題に取り上げ頑張っているが、それすらなかなか実現しない。


ごみの減量先進都市を見ると、やはり強烈な指導者がいる。


市の指導者がその気になって、市民活動団体と、自治会 (町内会) が協働すれば、「雑紙の分別・資源化」 はできる。


その時が来ています。


地球温暖化防止や、プラスチックごみ削減問題など本当に深刻な状況になっています。